ギニアビサウからの手紙 第7回 【上】 [2008年8月1日08:38更新]

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首都ビサウに着いた私たちを、現地スタッフの責任者・ネネがニコニコしながら迎えてくれました。今回初めての訪問となるヒデコさんも私も、彼と抱き合って喜びました。ネネは元気でいてくれたのです。

6月13日からギニアビサウに来ています。日本も暑い日々が続いているようですが、こちらも本当に暑くて・・。でもギニアビサウはすでに雨季に入っていました。鮮やかな緑に心が躍ります。

 
多くの人を乗せて川面を行くカヌー


なにしろ昨年は雨季の始まりが遅かった(7月末だった)上に雨量も少なく、水不足のために人々は苦しい思いをしたのです。だから、毎日スコールが降る雨季の到来を、私は心から嬉しく思いました。

激しい雨、雷。そして、天の恵みがもたらしてくれる、よく熟したグァバ、ソナック小学校の校庭で実ったマンゴー・・何度も味わっている私も、ヒデコさんと一緒に興奮しながら楽しみました。

予想はしていましたが、今回も電気がまったく通じません。夜はネズミに悩まされました。寝ている間に足先をかまれるのです。

「日本人の足は柔らかいからかまれるのよ。私のは固くてかめないよ」。ネネの姪、ボレリが足の裏を見せてくれました。本当にカチカチです。いつも裸足で歩いてますから。これじゃネズミも歯が立たないはずだ!

さあ、ソナック小学校はどうでしょうか。

6月20日に今年度が終了し、翌21日(土曜日)には保護者会と成績発表がありました。保護者会は朝9時からです。開始前から来ている熱心な人が少なくありませんでした。生徒数240名のソナックで100名以上の保護者が集まりました。とても教室に入り切れる人数ではなく、たくさんの人が窓の外から中をのぞき込み、懸命に話を聞いていました。

保護者会には多くの人が集まったマリオ事務長が経過報告し、私も少し話をしました。「授業料を払って下さい」と。毎度のことなのですが、政府の給料未払いによって人々の生活は困窮しています。授業料の支払いも滞りがちで、この時点で完納していない生徒は1割ほどいました。

ヨシミ(6年生)のお父さんは「この学校はギニアン(ギニアビサウ人)の物だ。日本に持って行くんじゃない」と私たちをフォローしてくれました。「日本人のサポートで建ち、運営の支援も受けている。しかしギニアビサウを発展させるために建てた、ギニアビサウのための物。将来日本に持って行ってしまうなんてことはないのだから、授業料を払い、ギニアン自身の手で維持していこう」-という意味でした。

<【下】へ続く>     

★ギニアビサウとは?