デフレが進む [2016年9月17日10:35更新]

タグで検索→ | / / / /

9月の声を聞くと、虫の声と共に朝夕はメッキリ過ごし易くなり、秋を告げる箱崎宮の放生会もあり、8月の猛暑が嘘のようだ。
夏の疲れが出る頃だが、数十年前はアメリカがくしゃみをすると、日本は風邪を引くと言われたものだが、最近は隣国の中国経済が気になる日本になっている。
株価だけは上昇し維持されているアベノミクスだが、一般市民の懐は秋風と共に寂しくなっており、最近は飲食店の景気も決して良くは無い。
コース料理の価格も次第に値下げされ、飲み放題の料金も時間は短く、そして金額は安くなり、若者が行くキャバクラも数年前に比べると、店の前に飾ってあった女の子誕生日に贈る花のスタンドも減っている。
大手マスコミはデフレが進んでいる事をほとんど報じないが、個人の懐は確実に厳しくなっており、最近は特に肌で感じることが多くなった。
秋風と共に訪れる不況の予感を感じる今日この頃だが、お隣りの中国ではマンションなどの、販売不振は今や常識で周知の事実。
かつて中秋節に贈る月餅も、これ以上の月餅は無いとまで豪華さを競ったものだが、今年は安い月餅が主流を占めているようで、かなり不況が深刻になっており、その影響が来年には日本を襲い、日本は風邪どころか、肺炎になる可能性もある。