飯塚市新庁舎とステンドグラス [2017年5月3日06:43更新]

飯塚市は麻生副総理の出身地で、炭鉱華やかりし頃は栄耀栄華を極めた時もあり、老舗の料理屋などで食事をすると、器や掛け軸などの調度品で、当時を垣間見ることが出来る、愛好家にとっては捨て難い街である。

前市長が庁舎の老朽化を理由に新庁舎建設を計画、完成間近に市長自らの不祥事で辞任したため、先日行なわれた選挙では前教育長の片峯誠氏が新市長に選ばれた。

連休を利用しての引越しの真っ最中で申し訳なかったのだが、5月2日に完成した新しい市庁舎を訪れたところ、玄関正面ドアにはステンドグラスが飾ってあった。

作者は地元飯塚の出身で、5年前に文化勲章を受章した、東京藝術大学元教授の野見山暁治氏、原画も玄関正面奥の壁に掛けてある。

一度は飯塚市役所を訪れ、見事な作品をみて目の保養をする、価値は十分にある。