9月9日と10日の両日、博多区のホテルオークラ福岡で、ユニークな現代美術展が開かれた。
今回で3回目の開催となる「アートフェアアジア福岡2017」は、中央区赤坂で「ギャラリーモリタ」を経営する、森田俊一郎氏が実行委員長となって開催したもので、ホテルオークラ福岡の9階フロア、37の客室をそのままギャラリーとして利用するもので、ベッドやサイドボードの上に直接作品が展示されており、壁面にも飾られており、1つの客室を国内外の画廊が1つずつ担当、展示された作品は画廊の特徴もよく現していた。
身近に作品を見ることが出来たし、彫刻なども作品によっては触れてみることも出きる企画展だったが、1つだけ苦情めいたことを言わせてもらえるなら、通常のギャラリーと異なり、客室は調度品もあり狭い場所だけに、作品の数と来場者の多さに圧倒されたのと、ゆっくり見てまわる時間も無かったし、休憩する場所も無かったため、心身ともに非常に疲れたのも事実だ。
写真は昨年の企画展の様子(出典:ファンファン福岡)こんな記事も読まれています