選挙区を大事にしない政治家の末路 [2021年6月18日09:37更新]

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さすが元検事だけあって、よくもまぁ これだけの理屈をこねたものだ。
山尾志桜里衆院議員が 国会議員を引退することを表明した。

自身の動画で、「10年一区切り、永田町に一番必要なのはプレーヤーの交代、新陳代謝が必要、政治という磁場から離れた方が目標が達成できる」など、もっともな理由を述べた。
文字にすると1600字以上の長文になる。

だが、額面通りに受け止める者はいないだろう。
山尾氏は 次期衆院選比例東京ブロック単独1位での立候補が内定していた。
10年一区切りという言葉が白々しい。

週刊誌報道が最も大きな理由と思われるが、いずれにせよ、国民民主党の支持率が伸びず 比例枠を確保できる見込みがないことが決め手になったのだろう。

当選させて頂いた選挙区(愛知7区)を大切にしない政治家の末路と言える。