~年末を控えて解散総選挙~
福岡県は11の小選挙区に分かれているが、前回の総選挙では過去に例がないほどの自民党の圧倒的な勝利により、福岡県内では小選挙区を完全制覇、比例区を合わせて13名の衆議院議員が誕生した。
かつて福岡1区では民主党の松本龍氏が、数十年に亘って議席を維持してきたが、前回総選挙で落選した事により引退を決意、1ヶ月前に引退表明の記者会見をおこなっただけに、福岡1区ではまだ民主党候補者が決まっていない。
その一方では、自民党公認を巡り井上貴博氏と新開ゆうじ氏が激しく争った選挙区でもあり、自民党実力者である麻生太郎氏と古賀誠氏の、代理戦争と関係者の間では評されていた。
福岡1区選出の井上貴博衆議院議員は、前回の総選挙において地元市議会議員と軋轢があった模様で、まだその手打ちが済んでいないとの情報がある。
さらに地盤の博多区では来年の統一選挙で、県議会議員候補として議員の実弟と秘書が立候補するとの噂も聞かれ、決着がついていないとも言われている。
選挙におけるトラブルは何時までも尾を引くことが多いため、早い解決が望まれている。
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