衆議院解散~11月か?

半世紀前まで「親孝行」と言う言葉は、良く使われ耳にしたものだが、最近は死語になったのか、親子の会話では使われず、聞くことも無くなった。
同じころ、「嘘つきは泥棒の始まり」とも教えられ、何事も正直に話すようにとしつけられた記憶があるが、日本のリーダーである総理大臣だけは、専権事項で伝家の放蕩とも言われる「衆議院の解散宣言」において、唯一つだけ「嘘」が公認されている。
衆議院解散は代議士先生方にとっては、一歩間違えば「先生からただの人」になる死活問題であるだけに、どの先生方も情報収集には真剣に取り組んでいる。
衆参同日選挙の噂が永田町に流れ始めると、真偽は別にして走り出したら止まらないのが解散の噂だが、今回の熊本での震災で7月の同日ダブル選挙は回避されたようだ。
過去の阪神や東日本の震災は、村山総理や菅総理の時代で対応が非常に遅かった記憶があり、それに比べると今回の復興事業スピードは速く、目を見張るものがあり安倍総理の支持率も上がるだろう。
7月の参議院選挙がどのような結果になろうとも、今回の震災対策が速やかに行なわれ、ある程度の目途が立ち、かつ復興事業が評価されることになれば、年内の解散総選挙は必至となり、参議院選挙後の4ヶ月が経過すれば公明党も了承し、総選挙は11月に行われる可能性が高くなる。


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