GWが終われば参院選

ゴールデンウィークは好天に恵まれ、博多どんたく港まつりには主催者発表によると、全国から235万人の人出で賑わい無事に終了した。

その祭りの最中でも、参院選候補者においては全県下が選挙区であるため少しでも効率的に動いていかなければ間に合わず、天神地区を車で走りながら必死に名前と政党名を売り込んでいた。

今年7月の参院選福岡選挙区においては、改選3議席を与野党9人が争う大混戦になっており、自民・公明・立憲民主の3党は現職が議席を死守できるのか、政党支持率が急上昇している国民民主が割って入るのか注目が集まっている。

自民の参院幹事長でもある松山政司氏(66)は前回58万票を獲得しトップ当選しているが、今回は立場もあって中々地元入りが厳しいことが予想される中、組織力を生かし何が何でもトップ当選に全力を尽くすと思われる。

公明の下野六太氏(61)は前回40万票を獲得し2番手当選、しかし今回は支援団体である創価学会の婦人部隊などの高齢化の影響もあり厳しい闘いになる予想、それでも自民の推薦もあって再選を目指している。

前回3番手であった立憲民主の野田国義氏(66)は、前回36万票の獲得で連合を含めた組織力及び地方議員の力を結集し再選を目指すが、国民民主の候補者が強敵だけに相当厳しい選挙となるだろう。

前回は女性弁護士を擁立し14万票を獲得していた国民民主は、今回45歳という若い川元健一氏(45)を擁立、優秀な経歴を持ち爽やかな好青年で女性票も狙えると言われ、3倍程度の票を獲得する予想もあり台風の目になる可能性は高い。

その他にも、維新で元議員秘書の伊藤博文氏(56)、共産は元福岡市議の山口湧人氏(35)、社民は元県立高校教諭の那須敬子氏(65)、参政は不動産会社員の中田優子氏(35)、保守はITエンジニアの森健太郎氏(47)などが立候補を予定、現時点で3議席を9人の候補者で争う構図、相当な激しい選挙戦になるだろう。



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保守系から安倍政権批判

国賓で招待する予定の習近平国家主席を気遣ったのか、中途半端な水際対策が失敗に終わり、ここに来てこれまで安倍総理の応援団だった保守系からも政権批判が公然と行われるようになった。

確かに、先月来、中国からの入国拒否をと提言してきた保守系論客は少なくなかったが、安倍総理は耳を貸さなかった。

百田尚樹氏は、「皆さん、政府は無能です。国民の命を守るんだ!という意志も能力もないことが明らかになりました。」とツイッターに投稿。

今回のダイヤモンドプリンセス号に対する対応も、米国はじめ各国から非難されており、危機管理の甘さを露呈した格好、共同通信の世論調査でも他の要素も絡んで支持率が急落しており、政権の命取りになりかねない状況だ。



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選挙違反・2

前回の福岡市議会議員選挙において保守系の議員が、福岡市の上層部に泣き付いて、取引業者の幹部が多数の運動員を動員してのローラー作戦で見事に当選はしたものの、警察からは未だに別の事件で内偵が進められている噂が消えない。

今回も保守系市議会議員の1人が、福岡市の上層部に泣き付くも、前回の件が未だに尾を引いており、今回は選挙区が福岡市中央区だけに、区役所の職員に依頼した模様で、既に内部では話題になっている。

区役所の幹部クラスが飲食で使用する店に対して、某市議会議員への投票を依頼した話も、実名で噂や情報が飛び交っているだけに、選挙違反取締本部の耳に達するのも時間の問題だろう。



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