答えの出ない中道議員

2月8日投開票の衆院選の直前、1月15日に立憲・野田代表と公明・斎藤代表の党首会談が行われ中道改革連合が誕生し、立憲議員は20日までに中道入党か無所属かを迫られた。

146人中144人が自身の意思で入党を決意、残る2人は佐賀1区の原口一博元総務相は減税日本・ゆうこく連合を結党し、茨城6区の青山大人氏は無所属の道を選んだ。

結果として2人は小選挙区で敗れ議員バッジを外すこととなったが、落選後もどこか晴れやかな顔をしており、既に次の選挙に向けて走り始めている。

一方で、中道に入党した144人においては小選挙区で勝ったのは7人のみ、比例復活を含め21人に止まり123名が落選、その多くは選挙の御礼を兼ね街頭に立ち、支持者への挨拶廻りを行うも、今後の進路についてはほとんどが「白紙」だ。

問題となるのはやはり「金」、政党交付金が大きく目減りする中、支部長を続けたとて人数の多さもあり、現在の月額50万円年間600万円からの減額は避けられない状況だ。

家族を養いながら、2~3年後の衆院選に向け政治活動を続けていくには事務所家賃や私設秘書給与、交通費、会合費など月額100万~150万円は最低限必要となる。

長期間に亘り資金援助があれば良いが、先行き暗い中道落選議員に数千万円の投資をしてくれる人は少なく、仮に借金をして続けたとしても、必ず当選する保証も無い。

よほど高い志と政治信条が無ければ、多くの落選者は心が折れてしまうのが普通だとも思える。

落選した中道議員からは、議席を増やした公明党と組んだことを後悔してもし切れず、なぜ自分たちだけで党勢を立て直そうとしなかったのか、今となって恨み節も数多く聞かれるが、全ては落選した議員本人の不徳の極みと言えるだろう。



 

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自民党圧勝

2月8日投開票の衆院選、各メディアは自民圧勝を予測するも、自民単独で「3分の2」(310議席)を超える315議席、維新と合わせ与党で352議席勝利は想定を超えていた。

九州・沖縄でも自民党は公示前の21議席を上回る29議席を獲得、佐賀、熊本、大分、沖縄では独占、福岡でも10選挙区で勝利、唯一小選挙区で敗れた9区三原朝利氏も比例復活を遂げるなど、自民党にとっては満点以上の結果と言えるだろう。

一方で敗れた中道改革連合、公示前の167議席から小選挙区では7議席、比例で42議席の計49議席に止まり7割減、118議席を増やした自民党に対し123議席の激減となった。

旧立憲においては、小沢一郎氏を始め岡田克也氏も落選、共同幹事長の安住淳氏や選対事務局長の逢坂誠二氏、共同選対委員長の馬淵澄夫氏、元衆院副議長を務めた玄葉光一郎元外相など大ベテラン及び現在の党の顔とも言える面々が次々に敗れた。

そして、これまで東京29区、兵庫2・8区、広島3区の4つの小選挙区で議席を守ってきた旧公明は全て比例に回り、旧立憲が候補者を擁立するも惨敗している。

一方で、旧公明は比例代表に28人を擁立し28人が全員当選しているだけに、旧立憲で落選した議員は憤りを隠せず毒を吐く始末、今後の中道改革連合には暗雲が漂っている。

中道は、再び分かれる道を選ぶ可能性も残るが、負け方があまりにも凄まじく支持者離れが顕著となった今、更に勢いが弱まるだけでなく消滅の危機も囁かれている。

新たな代表を、数少ない当選者の中で誰にするか、小川淳也氏や階猛氏の名前が挙がるも、資金の面も含めハードルは異常に高くなっており難しい舵取りになるだろう。



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衆院選・自民圧勝となるか

2月8日投開票の衆院選であるが、共同通信社や各メディアの情勢調査では自民圧勝の情報が流れている。

当初、急転直下の解散で本予算の問題もあり「なぜ、このタイミングで解散をするのか」と高市総理への非難が沸き起こった。

そして、立憲民主と公明の一部が合流し、中道改革連合が瞬く間に設立され、各選挙区1万~2万票の公明票が中道に流れることで自民党は厳しいとのメディア報道が相次いだ。

しかしながら、選挙戦が始まると自民候補者は、自身の主義主張を一旦は置き、75%まで跳ね上がっていた高市総理人気にあやかる作戦を採る。

これまでの様に、企業や団体から名簿を貰う企業選挙は、個人情報等の問題もあって集まらない事も踏まえ完全に捨て去り、SNSを主戦場とする手法に切り替えた。

そこでも高市総理を全面に押し出し、大量に流すことで小選挙区での勝利に繋げたい戦略、実際に現時点では大成功の兆しで、30日の行橋市や警固公園には高市総理を一目見たい、生の声を聴きたいという小中高校生から高齢者までが、立錐の余地がないほど集まっていたのも事実。

更には昨年から国民や維新、参政のメディア露出が増える中で、何を言っても響かなかった立憲と、比例票が徐々に減少傾向に転じていた公明だけに、新党・中道改革連合となっても支持率には繋がらず状況は厳しさを増しつつある。

福岡選挙区の1区、3区、4区、5区、6区、7区、8区は、自民が優勢となっているが、2区、9区、10区、11区においては接戦、もしくは自民候補が負けており、残り1週間で追いつくかどうか。

各党がどこまで巻き返すか、投票箱が閉まるまでの残り5日、政治生命を賭けた熱闘が繰り広げられるだろう。



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薬袋(見ない)と呼ぶ

時代は戦国時代に遡るが、甲州の武将である武田信玄公が戦のために行軍中、薬を入れた鹿の皮袋を落とした際、たまたまその薬袋を拾った農民が陣中に届ける一幕があった。
武将の一人は袋の中に入っている薬によって、武田信玄公の病気が敵に知れる事を恐れ、直ちに処刑することを進言する。
しかし、それを聞いた武田信玄公が、薬袋の中身を見たかと農民に問うと、一言「見ない」と答えたので、命を助け名字帯刀を許した由来から、珍しい苗字である「薬袋(みない)」姓が今も存在し、子孫が国内に数件あると聞いている。

安倍総理の病気に関しても、7月に安倍、麻生会談が行われた際に、8月の病気による引退は決まっていた様だ。
この2人にとって過去の様々な経緯から、石破氏には絶対に政権を渡したくない思いがあり、一方で譲りたい岸田氏の人気が余りにも低いところから、菅氏の株が急上昇した模様。

既にマスコミは二階派からのリークでもって菅氏の出馬を報じ、自民党の挙党態勢で大勢が菅氏に傾けば、石破、岸田両氏の総理大臣の目は遠のくだろう。

ご祝儀相場で自民党の支持率が回復すれば、早期の総選挙になる可能性が高く、既にスケジュールの最終調整に入ったとも言われている。

9月15日 自民党両院総会~新総裁決定
9月18日 臨時国会召集~首班指名・組閣
9月25日 衆参本会議 所信表明
9月28日 衆院本会議 代表質問 衆議院解散
10月13日 衆院選公示
10月25日 衆院選投開票



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先日の総選挙 ~ 投票こぼれ話・その2 出口調査員編

今から20年ほど前、初めての小選挙区選挙で、子どもが通っていた小学校の体育館にしつらえてあった投票所から出てくると、左腕にNHKの腕章をつけたお兄さんから呼び止められ、出口調査というものを初めて経験したことがある。

今でこそ選挙のたびに、出口調査が期日前投票所の玄関前で行なわれており、当落予想の重要な資料となっているが、当時はまだそれほど重要視されてなかった様な気がする。

その重要な出口調査は、TV各局が独自でやっているはずで、県内選挙区の投票所は数が多いから、アルバイトした人はいないかな~と思いながら探したところ、身近におられました。

で、お話を伺いましたところ、某民放TV局の仕事で、4つの小学校区、つまり投票所4ヶ所を担当された様子。

20年近く前に取材された出口調査は、担当者から質問された回答を、担当者が自分で用紙に書き込む形だったと記憶しているが、某民放局のやり方は、①アンケート用紙に自分で記入した貰う方法で、また②アンケートをお願いする際は、必ず3人から4人、間を空けてお願いする、そして③1つの投票所で45名以上の方々に書いて貰い、数時間おきの定時に、放送局に直接報告するというのが責務だったようだ。

お願いして断られるケースもありましたけど、それこそ出口調査という言葉がニュースでよく流れていましたので、声を掛けられるのを待っておられた方々も多かったという。

ちなみに、アルバイト料は、前回の立会人の方よりも、2割ほど高かったようだ。