正調自民党

戦後の日本政治をリードして来た自民党、そのトップとなる総理総裁のポジションは非常に重い。

代議士バッジを付けた国会議員の多くは大臣を目指し、その後には更に自民党内で力を付け、総理総裁の椅子を目指す。

これまで自民党総裁には、真っすぐに自民党と向き合い政治を行ってきた者だけがなれるポジション、その時々の政局で政党を渡り歩くような輩には任せられないとの不文律があった。

そして総理総裁に就任した暁には、地位も名誉も手に入れた中、選挙で勝ち続ける事を常に念頭に置き、最終目的地はテーマが何であれ「歴史に名を残す」こと。

心から安心して何でも話せる議員仲間が少ない石破総理、就任1年目だけに「歴史に名を残す」ことは全く考えられないと思うが、やはり5度目の挑戦で辿り着いたトップの座、簡単に手放すことは頭も心も出来ない状況、7月20日の参院選惨敗を分析しながら、トランプ関税の決着が「あと1週間早ければ・・・」くらいだろう。

早くも麻生最高顧問や岸田前総理、菅元総理から駄目出しを受けるも、言葉の違いを自分流に解釈し「進退に関する話は無かった」と記者団に話したことで、3人の中の一人は激怒したとの話も伝わっている。

トランプ関税15%の裏が表に出始め、お盆休みに熟慮すれば盆明けにどういう形になるかは不透明だが退陣もあるだろう。

そうなれば新しい自民党の顔を決めなければいけないが、そこで出て来るのが昨年、石破総理と総裁選を戦った8人と、総理経験者に絞られる。

その中でも、「火中の栗を拾う馬鹿にはなりたくない」という人がいるのも事実だが、俄然やる気マンマンなのが茂木敏充元幹事長、早くも旧茂木派の若手を焚き付け動き出している。

しかし、党内からは速攻で駄目出しを食らう始末、「石破からの茂木じゃ、屍の山が増えるだけ、勘弁してくれ」との声も。

またトランプ大統領とも交流があり、この急場を凌げるのは自分しかいないとして岸田総理もやる気はある模様だが、前総理では自民党が変わったイメージはゼロ、絶対に無理と自民党幹部は言う。

頭脳明晰で政治手腕も高く評価されている林芳正官房長官だが、女房役ということもあり現状は静観、ただ林待望論は多いのも事実であるが、「今じゃないだろう」「短命になるのは必至、もったいない」との声も。

また、女性初の総理総裁として呼び声高い高市早苗前経済安全保障担当相、確かにインパクトもあり早くも応援議員も駆け付けている。

歯に衣着せぬ発言力の高さも評価される一方、過去の自由党や自由改革連合、新進党などの経緯、政治信条を良しとしない自民党議員も一定程度おり難しさはあるが、可能性は十分に残っている。

現時点で最有力な総理候補は、1ヶ月前までコメ大臣として連日、テレビに取り上げられていた小泉進次郎農林水産大臣、まだ44歳と若くインパクトは十分にある。

過去の発言や勉強不足な面もあるが、その後は官僚レクチャーを受け真摯に政治に向き合っている模様、「まだ10年早い」などの声も聞かれるが、「現在の自民党の状況を考え、先ずは衆議院で過半数を取り返さないと自民党は潰れる、埋没する」との声も多く、重鎮を含め小泉待望論の声は多い。

選挙を行った上で過半数を取れれば、その後の失言やミスリードがあろうと、若い小泉氏であれば2度目、3度目も必ずあり、問題はなかろうとの意見もある。

石破総理が、いつ頃どう動くかは判らないが、自民党内はかなりヒートアップしており、8月中には何らかの動きが必ず起こるだろう。



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薬袋(見ない)と呼ぶ

時代は戦国時代に遡るが、甲州の武将である武田信玄公が戦のために行軍中、薬を入れた鹿の皮袋を落とした際、たまたまその薬袋を拾った農民が陣中に届ける一幕があった。
武将の一人は袋の中に入っている薬によって、武田信玄公の病気が敵に知れる事を恐れ、直ちに処刑することを進言する。
しかし、それを聞いた武田信玄公が、薬袋の中身を見たかと農民に問うと、一言「見ない」と答えたので、命を助け名字帯刀を許した由来から、珍しい苗字である「薬袋(みない)」姓が今も存在し、子孫が国内に数件あると聞いている。

安倍総理の病気に関しても、7月に安倍、麻生会談が行われた際に、8月の病気による引退は決まっていた様だ。
この2人にとって過去の様々な経緯から、石破氏には絶対に政権を渡したくない思いがあり、一方で譲りたい岸田氏の人気が余りにも低いところから、菅氏の株が急上昇した模様。

既にマスコミは二階派からのリークでもって菅氏の出馬を報じ、自民党の挙党態勢で大勢が菅氏に傾けば、石破、岸田両氏の総理大臣の目は遠のくだろう。

ご祝儀相場で自民党の支持率が回復すれば、早期の総選挙になる可能性が高く、既にスケジュールの最終調整に入ったとも言われている。

9月15日 自民党両院総会~新総裁決定
9月18日 臨時国会召集~首班指名・組閣
9月25日 衆参本会議 所信表明
9月28日 衆院本会議 代表質問 衆議院解散
10月13日 衆院選公示
10月25日 衆院選投開票



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血は水よりも濃い~ついに出た息子を後継者に

 マスコミが行う世論調査では、安倍総理の支持率が低下している数字が発表され、まだ弱いものの、永田町には早くも解散の風が吹き始めた。
来年の衆参同時選挙の噂は以前から流れていたが、95日間の国会延長が決まってからは、安倍総理の自民党内における求心力は次第に弱まることが予測され、伝家の宝刀が抜かれる可能性が出てきたのも事実。
福岡県内には選挙区が11区あるが、その中でもマコト道路やマコト大橋と呼ばれる新名所を作り、第7区に確固たる地盤を築き上げた自民党の実力者も引退し、秘書を後継者すえて当選させたが、次回の総選挙では実子を擁立する噂が流れ始めた。
現在先生と呼ばれている元秘書は、遠い姻戚関係にあるのは間違いないが、実子の血が濃いのは当り前のことで、親として後継者にしたい気持ちは十分に理解出来る。
しかし前回総選挙の福岡1区選挙では、麻生と古賀の代理戦争とまで言われたが、最終的には麻生に軍配が上がり負けたのは事実で、また福岡空港ビル建設においても、財務省と国交省との戦いと言われながら、施主から見事に裏をかかれて負けた。
元幹事長に長年仕えた実力者の秘書も、当選してまだ2年生議員でしかなく、もう少し見守る時間が必要で、逆に甘やかされて育った実子の評判は決して良いとは言い難く、立候補させるには無理があるように思える。 続きを読む