大牟田市新体育館建設の不思議 ① ■ 50億円以上のプロジェクト [2021年6月4日09:03更新]

大牟田市の市民体育館は お世辞にもきれいとは言えない。
築47年が経過、耐震基準を満たしておらず、またバリアフリー対策もされていない、昭和の遺物だ。
市民から早期建て替えの要望が出るのは 当然のことである。

市は 新体育館建設のため、平成26年より基礎調査を開始し、市民の意見聴取を経て今年度実施設計から建設までを担う業者選定を進めているところで、同5年度中の完成を目指している。

市民が心待ちにする新しい総合体育館、大牟田市では滅多にない50億円以上のプロジェクトだ。
弊社も注目していたところ、これまで競争らしい競争がない業者選考が続いているという情報が入った。

令和元年以降、当事業に係るの業者の選考は以下の4つ、選考方法を整理してみると次のようになる。

① 令和元年 基本計画策定業務(見積もり合わせ・随意契約)
② 令和2年 基本設計策定業務(公募型プロポーザル方式・随意契約)
③ 令和2年 事業者選定等支援業務(公募型プロポーザル方式・随意契約)
④ 令和3年 実施設計及び新築工事業務(公募型プロポーザル方式・随意契約)

調べたところ、確かに ①から③まで 参加業者は少なく すんなりと決まっていた。



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