縁日から屋台が消える⁉ [2023年2月2日09:43更新]

昨年9月、筥崎宮の秋祭り「放生会」が3年ぶりに開催され 500の露店が並んだと報じられた。
縁日になると財布の紐が緩くなり、ついつい串や冷たい物をたくさん買ってしまうが、「テキヤさんもこんな時しか稼げないから」と妙に納得するものだ。

この3年間、コロナ禍により あらゆる催しが自粛され、テキヤ稼業も商売上がったりと想像するが、寅さんならこの苦境をどう乗り切っただろう。

そんなテキヤの金銭事情にフォーカスした新刊、「縁日から屋台が消える(角川新書)」が発売された。
著者は自身もテキヤ経験がある社会学者の廣末登氏、本人は至って真面目で礼儀正しい方だが 裏社会にも詳しく、普段我々が知り得ない話をして下さる。

あの週刊文春も廣末氏のキャラには注目している様で、新刊発売に合わせて 本の内容を一部抜粋して紹介している。→ 文春オンライン 「テキヤの掟」
古き良き日本の心に通じるものがあるというテキヤの文化、この本で触れてみてはいかがだろうか。

廣末登氏 紹介(Wikipedia)