予想通りの惨敗、福岡県議・市議選 [2023年4月11日09:09更新]

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弊社記事「どうする共産党!福岡県議、消滅の危機(2月17日)」で予想した通り、県議会の共産党の議席が2から0になった。
福岡市議選は東区以外の全議席を失う可能性もあったが、投票率が前回より8ポイントも低かったことに加え、候補者が多く当選ラインが下がったため、なんとか4議席を獲得することができた。
しかし、市議がいない中央区・博多区・西区では、地域から支持者の声が届きにくくなった。

こうなることは党内の関係者ほど分かっているが、今年1月に改革を訴えた党員が除籍されたように、内部で同様の声が上がっても 根性論を信奉する上層部に潰されてしまい、時代に応じて変われない体質なのである。

福岡市議会では人工島や世界水泳の問題など、独自の調査力で市政を厳しく追求してきたが、その力が弱まることになる。
県議会では声を上げることすらできなくなった。
いい加減に党中央の幹部も目を覚まさいと、数年後には国会の議席も半減するだろう。

参考 弊社記事
党が生き残るには…(2022年8月5日)」
共産党が追求!市負担金3倍も内訳は黒塗り( 2023年3月24日)