どうする共産党!福岡県議、消滅の危機 [2023年2月17日09:23更新]

福岡県議会(定数87)には現在、日本共産党が2議席有している。
直近の世論調査の政党支持率(「自民党」38.9%、「立憲民主党」5.7%、「日本維新の会」3.4%、「公明党」3.0%、「共産党」2.5%)からすると、もう少し多くても良さそうだが、選挙区の定数が1~5名(1が17選挙区、2が16選挙区)となっているため議席を獲得するのはなかなか難しい。

2人の現職県議(北九州市小倉南区・福岡市東区)はいずれも今期で引退予定で、4月の統一地方選で次の5人が立候補を予定している。

北九州市八幡西区・(定数3)真島省三氏(元)
同 若松区 (定数2)・山口律子氏(元)
同 小倉南区(定数3)・稲月昌子氏(新)
同 小倉北区(定数3)・八記博春氏(元)
福岡市東区(定数5)・綿貫英彦氏(新)

北九州の4選挙区については1月の市長選で共産党が推薦した永田浩一氏が立候補したが、前回選挙における共産候補得票数の約半分に止まっている。


また、福岡市東区の選挙区は前回定数が1議席増え、無投票で議席を獲得したもの。
綿貫氏は現職の福岡市議で、前回選挙で上位当選を果たすなど相応の知名度はあるものの、今回は維新候補が加わり、自民2、立憲1、公明1、共産1、維新1の6人で5議席を争うことになっている。
参考までに、昨年の参院選比例区、福岡市東区の政党別得票数は下表の通り。

更に、ここにきて共産党内部の問題が表に出てきた。

→ 弊社記事 赤旗・党首公選制を否定(1月21日)

イメージ低下は避けられず党内でも統一地方選に向けての危機感は持っているらしいが、「何もできない」というのが現状の様だ。

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