元気な居酒屋 [2012年5月18日16:10更新]

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爽やかな新緑が美しい5月だが、GWが終わった飲食店は、休みの間に小遣いを使い果たしたのか、意外に客足が遠のき閑古鳥が鳴いている店は多い。

今年は自動車などのメーカー並みに、4月末から営業を休み長期休暇に入ったクラブもあり、日給月給のホステスなどは稼働日数が減り、通常の月に比べると半分ですと、ホステスから嘆き節を聞かされていた。

しかし郊外などの小さな居酒屋は、客の動向に合わせて臨機応変に休日を変え、営業日数は通常の月と変わらず、結構稼いでいた店があるのも知っている。

連休明けには客の財布も軽くなり、心理を先取りして通常よりは若干サービス色を強め、大勢で安く楽しめる企画を実行し、客の数で売上を確保していた店もあった。

何もせず人並みに休んで売上が下がるのは当然で、今は見栄も張らず汗水流して、営業を持続することに専念して生き残る、雑草の強味を発揮する時である。

いくら考えても実行しないと売り上げは上がらず、客に対してぼやいても客足は遠のき、客は明るく元気で楽しい店に、足を運ぶのは当然である。

店によっては人件費を節減し、客に満足の行く接待が出来なくとも、客同士が友達となって会話ができる店が増えており、結構共通の話題に花が咲き、楽しい会話を楽しんで帰って行く店などは、客が客を呼び繁盛しているようだ。