自民党福岡県連は今夏の参議院選挙で支援した、大家さとし議員が民進党の古賀ゆきひと氏にトップの座を奪われ、さらに福岡6区の補欠選挙では、担ぎ上げた蔵内謙候補が惨敗を喫し、実にお粗末だった。
この2つの選挙を反省するどころか、意趣返しなのだろう、県議会の決算特別委員会で、粕屋選出の県会議員は小川洋知事の入院を質問していたが、テレビで見ていた有権者は質問内容の程度の低さにあきれていたことを知っているのだろうか。
さらなる恥の上塗りではないが、今度は総務企画地域振興委員会で、大野城市あたりの県会議員が同じような質問を行い、県庁内で笑われていることを知っているのだろうか。
両県議ともに2年後の県議会議長候補といわれているが、議長経験の無い古参議員の入れ知恵で質問したのだろうが、県会議員OBの間からは、県議としての資質と品位を疑問視する声があることも事実だ。
蔵内勇夫県連会長は辞任を慰留されているが、自民党福岡県連の一枚岩も懸念され、もう少し後継者を育成して欲しいとの意見もある。
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福岡6区・後日談~福岡県議会・・・どうなんだ?
福岡6区~最新情報8
福岡6区の補欠選挙は投開票日まで1ヶ月を切ったことで、劣勢の蔵内陣営は県内の自民党関係者を総動員し、ローラー作戦に打って出た情報が入ってきた。
だが福岡6区以外から動員された運動員は、地理も方言もわからない上に、プライド高い久留米など6区の有権者から、蔵内謙氏の支持に回った地元県会議員の裏切り行為を、非難する声を数多く聞かされているようだ。
その一方、ここに来てやはり地元の人を望む声も挙がり始めており、地元小中高校を経て早稲田大学を卒業した、新井ふみ子氏に期待する意見も徐々に増え始めているようだ。
確かに男性の自民党支持者は仕事の関係上、蔵内謙氏への支持を表明しているが、それが故鳩山邦夫氏への裏切り行為になることは、自分自身が一番よくわかっているようで、戸別訪問中の運動員への態度に現れている模様。
だが女性の自民党支持層は、そうした状況に嫌気がさして、民進党は嫌いだが地元出身と言うことで、新井ふみ子氏の支持が少しずつではあるが増えている。
こうした有権者の気持ちの変化を、選挙のプロは認識しており、大家さとし参議院議員と中村明彦県会議員の2人が、早くも魔女狩りを開始した情報が漏れ聞こえ、一生懸命選挙運動した挙句、生け贄にされた人こそいい迷惑だ。
また音楽関係者の選挙違反が、捜査関係者の間で内偵されているとの噂も囁かれている。
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大家さとし候補の個人演説会
参議院選挙に自民党公認で立候補している、大家さとし候補の個人演説会が、7月4日福岡2区自民党支部主催で、ホテルニューオータニ博多において開催され、各議員事務所から動員要請があったので参加した。
受付には福岡2区の中央、南、城南区選出の、国会議員、県議会議員、市議会議員の事務所関係者が顔を揃え、主催者の意気込みがうかがえる個人演説会で、城南区選出の阿部市議会議員の司会で会が始まった。
福岡2区の個人演説会にかかわらず、次回の参議院選挙で改選を迎える松山政司議員をはじめ、福岡県連会長の蔵内勇夫県議会議員まで顔を揃え、それぞれが挨拶して予定通り会は進んだ。
設計業界が音頭をとって、業界団体を中心に集票マシーンである地元建設業者多数が参加、社長自らが出席して1社で10名前後参加していた企業もあったほどで、当初予定していた1000名を大幅にオーバーし、椅子席の後ろに座りきれなかった、300名余りの立ち姿が見られるほどの盛況振りで、大家さとし候補に対して参加していた、2区選出の市および県議会議員の面子は、十分に立ったものと思われる。
これで18歳以上の若者が投票してくれれば鬼に金棒で、福岡選挙区は自民、民進、公明の順で、当選が決定したと言っていいだろう。
他の九州地方区も自民党が圧勝する要素が濃厚で、未だに沖縄選挙区だけが激しい選挙戦を続けている。
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参議院福岡選挙~予想
5月に入り衆参同日選挙の噂が全国を駆け巡り、衆議院の先生方も浮き足立ったものの、最後は安倍総理大臣の一声で消費税増税が延期となり、解散風は吹っ飛びアッサリ幕となった。
さてここで、参議院福岡選挙区の投開票日1ヶ月前の情勢を予想してみよう。
福岡県内有権者数は420万人で、投票数は前回の投票率から考えて、最低の50%と見ると210万票である。
今回の立候補予定者は玉石混合の8人で、既に自民、民進、公明、共産の4人が勝ち組として抜き出ており、当選を争っている状態と言って良いだろう。
衆議院の解散がないと判った途端に、理由は定かでないものの、民進党古賀候補の動きが止まった気配があり、50万票前後ではなかろうか。
自民党大家候補は、麻生副総理が選対本部長の陣立てで他陣営の羨むところであり、万全の体制で70万票を目指しているが、若干の目減りが考えられる。
今回台風の目である公明党の高瀬候補は、安倍総理とのツーショットポスターが功を奏して、学会の基礎票に加え自民党議員の協力で、40万票の得票は固いだろう。
野党の選挙協力が福岡選挙区では生かされておらず、共産党のしばた候補は、現時点では30万票前後の予想で、公明党候補に10万票の差をつけられており、今後どこまで追い上げられるか、分かれ道にまるだろう。
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国政選挙の世論調査~参院選福岡選挙区
今年の初めから永田町に流れていた衆参同時選挙説は、衆議院の先生方を浮き足立たせていたが、4月14日と16日の熊本地震で一挙に吹っ飛び、救援活動が始まった。 ところが関係者の努力によって、九州新幹線や高速道路の復旧も早く、自民党支持率の回復を肌で感じるようになった、5月9日から衆参同日選挙説が再流れ出し、先生方も選挙事務所を真剣に探し始めた情報が次か次に入ってくるようになり、世間一般がにわかに騒々しくなった。 5月15日前後の世論調査によると、参議院の1人区では当初22人程度の当選を予測していたところ、予想を上回る数字が出たようで、衆議院を解散して議席を減らすよりも、当分の間解散せずに、現状を維持する案が盛り返し、解散説を吹き飛ばしたようだ。 ところで参議院選挙福岡選挙区は、比例候補の得票を伸ばすため、小選挙区に候補者を立てる政党もあり、立候補予定者は現在8人。 しかし実際に選挙運動を行なっているのは、自民党大家さとし候補に、民進党古賀ゆきひと候補、公明党高瀬ひろみ候補、そして日本共産党しばた雅子候補の合計4人。 この世論調査で集計された、それぞれの候補の得票率が明記されているが、仮に衆議院を解散せず、参議院選挙だけを行うと、選挙運動のやり方が大きく変わるため、上位4人の順位には変動があり、特に3番手と4番手の当選争いが熾烈となり、思わぬ落とし穴に落ちる候補者が出てくる可能性もある。
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参議院・福岡県選挙区
来年夏に予定されている参議院選挙の福岡県選挙区では、1議席が増えて3人区となり、数日前までは自民、民主、公明の公認候補が出揃っていたため、この3人の当選がほぼ確実視されていた。
ところが民主党現職で公認候補だった、大久保勉氏が突然の記者会見で不出馬を表明、後継者として民放テレビ局のアナウンサーである、古賀ゆきひと氏を指名したことで民主党は揺れている。
これに対し民主党福岡県連は、候補者を公募すると発表したため、現職で全国区の西村まさみ氏が、福岡県選挙区の候補者として応募する事が判明、候補者の選定が難しくなってきた。
民主党福岡県連内部は当初、大久保勉氏の立候補辞退が突然の出来事で驚き戸惑っていたが、時間が経つにつれ困惑から怒りに変わった様子が窺え、古賀ゆきひと氏に対する評価にも影響が出始めている。
民主党の内規では、公募に応じて公認が得られない場合、通常出馬しないのが決まりの様であるため、民主党福岡県連の雰囲気を察知した古賀ゆきひと氏に対し、維新の党がアプローチを始めた情報も入って来た。
ところで候補者が決まっているのは、自民党の現職である大家さとし氏と、公明党の新人女性候補高瀬ひろみ氏の2名だが、民主党、維新の党も候補者が近々決まり、また共産党も女性候補者を決定したようで、来年夏に向けてこの5人の候補者による激しい選挙戦が予想される。
定数3の選挙区に5人が立候補する事になり、特に女性候補が2人になれば、自民党の大家さとし氏の得票も、かなり目減りして苦戦を強いられるだろう。
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参議院福岡選挙区
参議院地方区の福岡選挙区は全県一区で、これまで定数は2人だったが、先の国会で1議席増えることが決定し、公明党が福岡地方区において、念願の候補者を擁立する事が出来た。
自民党は大家さとし議員、また民主党は大久保勉議員を公認決定しているが、公明党は候補予定者に33歳の女性、高瀬ひろみ氏を正式決定し、県下で一斉にピンクとグレーの2種類のポスターを貼り、知名度を上げる作戦を実行した。
これで自民党、民主党、公明党の候補者3人が、1議席ずつ仲良く分け合う構図が出来たと、多くの選挙関係者は一応に安心したのではなかろうか。
ところで、参議院は衆議院とは異なり選挙区が広いため、相応の組織力が無ければ勝てない構図になっており、前述の3つの政党以外で立候補が考えられるのは、分裂前の維新の党と日本共産党である。
だが1番の強敵と目されていた、福岡にもマンションを持っている元タレント知事も、最近は話題性が無く賞味期限も切れた状況で、維新の党が内部分裂から党を二分したため、その力は半減したと言って良く、当選出来るとは思えない。
しかし安保法案やTPP問題で、反対運動を続けてきた日本共産党は、福岡県内の農村部においても地方議員を当選させており、農村票の一部が自民党から日本共産党に流れれば、四つ巴の戦いになって、激しい選挙戦が繰り広げられることになるだろう。