全国の空家846万戸・佐伯市 [2019年5月8日11:09更新]

若者は仕事を求めて都会へ流出し、高齢化が過疎化に拍車をかけ、居住者が無くなれば空き家となり、その数は全国で846万戸になると、地元西日本新聞が報じていた。

そんな状況の4月に大分県佐伯市を訪れると、以前に何度か訪れた時に比べ、市の規模が大きくなっているのに驚き、調べてみると1市5町3村が、平成に大合併を行ない面積は、九州内では最大と聞いて驚く。

市とは名ばかりで各地に集落が点在するも、最盛時に比べると住民が住んでいる家屋は半分以下と言われ、最近では空き巣が増え、下見の為に訪れる他県ナンバーの車に、地元の人は警戒の目で見ているから怖い。

佐伯市は市を挙げて海上自衛隊の基地や、刑務所の誘致を熱心に勧めていた情報も聞くが、未だに実現されておらず、高速道路も開通しており、リアス式海岸線に恵まれているので、市独自の身の丈にあった開発が望まれる。