7月4日に参議院選挙の火ぶたは切られ、各候補者は出陣式を終え一斉に走り出し、各陣営の支援者たちが手分けして選挙掲示板の番号を見ながらポスター貼りに追われていた。
そんな中、市内数ヵ所で、立憲民主党の現職野田国義氏のポスターと国民民主党の新人春田久美子氏のポスター2枚を、1人がまとめて貼っている光景を見て、笑うに笑えなかった。
確かに、県内全域の掲示板全てにポスターを貼る作業はとてつもない労力を要し、支援労組の組織内にも複雑な事情があることは理解する。
しかし、両陣営が本気で勝つつもりなのか疑いたくなるし、現場でこのようなことが起こっていることを東京の政党本部は承知しているのだろうか。
数年前から新聞販売店が、数社の新聞をまとめて配達しているところも見受けられるようになったが、拡販作戦から守りに入った作戦変更が、新聞の衰退に拍車をかけたように思える。
早晩、どちらかの政党が看板を下ろし、消えていくのではなかろうか。
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