4月11日に投開票された福岡県知事選挙は、同時に行われた八女市・郡、久留米市、福岡市西区の3ヶ所の県議会議員補欠選挙が無投票で決まった事もあって、投票率は30%を割り込む低調な結果に終わった。
大学卒業後に福岡県庁に入り、財政課長などの要職を歴任した後副知事に就任、小川知事入院後は知事職務代理者を務めた、生え抜きの県庁マンからの転進である。
今回の知事選はコロナ禍ということもあって、前回の様な保守分裂選挙を避けるために福岡県議会を中心に調整を図り服部氏に一本化し、共産党が有権者の選択肢として星野美恵子氏を擁立する構図となった。
服部氏も選挙戦に入ると、福岡県内を回って立ち合い演説する際に、ビールケースを活用した演説台を最後まで利用し、街宣車の上に昇らないこだわりを最後まで貫いた。
その姿を間近で見た関係者からは、「政治家に近づいた」と喜びと期待の声が聞こえてきた。
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服部福岡県知事誕生
大曲副知事にエール
25日、福岡県知事選挙が告示され、前日まで副知事を務めた服部誠太郎氏(66)と元福岡市議の星野美恵子氏(70)の2人が立候補を届け出て、選挙戦が始まった。
両陣営とも準備時間が限られていたが、八女市山中の掲示板にも、午前中のうちに2人のポスターが貼られていたので感心した。
県内 8892ヵ所にポスターを貼ることができるのは、組織をしっかり持つ政党に限られる。
ところで、小川知事の職務代理者だった服部副知事が退職することで、福岡県政の陣頭指揮は誰が執るのか気になっていたところ、25日から新知事が決定するまでの期間、大曲副知事が職務代理者になることが決まった。
副知事は3人体制で、服部氏の他に、江口勝氏、大曲昭恵氏の2名がいるが、江口氏は4月1日付で任期満了を迎え退職予定、当初3月議会に再任させる人事案件の提案が予定されていたが、職務代理者による選任は不適当という理由で見送られた。
これまでも、新型コロナウイルス感染症対策本部で先頭になって対応してきた大曲副知事、文字通り県行政で孤軍奮闘の期間となるが、そのことを尋ねると「ここで倒れる訳にはいかない。責任の重さを痛感している」とのコメントが返ってきた。
大曲副知事、頑張って下さい!
福岡市中央区・市議会議員選挙
福岡市中央区の市議会議員選挙は、現職7名のうち日本共産党ベテランの星野美恵子氏が今期限りで引退し、後継者として松尾律子氏を指名しているが、固定票があり問題は無いだろう。
現職6人に共産党の新人、更には日本維新の会の新開崇司氏、元オリンピック選手の小鴨由水氏、放射線技師の浅香咲良氏、会社代表の馬場清次氏、山方孝二氏など現時点で12名が立候補を予定しており、激戦が予想される。
その中でも2回目の挑戦で出馬している新開崇司氏は、地元小烏神社の催事や地元主宰の行事、地域に密着した活動など、実にこまめに顔を出しており知名度が徐々に浸透して来ている。
福岡市中央区は福岡県知事選挙の経緯もあり、県議会議員や市議会議員選挙にも影響が及んでおり、候補者のバックにいる特定の名前などの名前を出すと、支持者が離れると言う恐ろしい現象が起こっている模様、悩んでいる運動員が多い噂を聞く。
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福岡市中央区・松尾りつ子
福岡市議会選挙は7区に分かれているが、共産党は全区で市議会議員を当選させており、現在は7名で共産党福岡市議団を構成、市民からの様々な問題を取り上げ活動している。
市議団のリーダーであったベテラン星野美恵子氏が今期限りで引退、後継者として松尾りつ子氏が中央区から立候補し、定数7議席に挑戦して唐人町に選挙事務所を開設した。
共産党の支援者も高齢化が進み、今回星野美恵子氏からバトンを渡された松尾りつ子氏は46歳と若いだけに、これを機に支援者の輪が広がる事を期待したい。
消費税が10%になれば、一般市民の生活は今まで以上に苦しくなるのは目に見えており、その様な弱者の為に寄り添う共産党市議会議員は各区に1人は必要で、新人ながら一生懸命に挑戦している松尾りつ子氏と共に、現職で頑張っている他区の6人全員の当選を願う。
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頑張れ・星野美恵子市議
福岡市は現在7区の行政区が存在し、各区で1人共産党の市議会議員が誕生して、7人で共産党市議団を構成している。
共産党市議団の中でも7期目の、中央区選出の星野美恵子氏が、今期限りで引退するところから、障がい者施設に勤務していた松尾りつ子氏が、後継者として議員活動を引き継ぎ、来年の市議会議員選挙に立候補するようだ。
最近は政党の名前もコロコロ変わり、所属する党や会派の移動が激しい議員も多く、その中にあって30年近い議員生活を、日本共産党一筋できた星野美恵子氏には、議員活動も一貫して変わらぬ政治姿勢を保ち、近頃では珍しい市議会議員ではなかろうか。
今期限りで市議会議員を引退するも、引退後も老骨に鞭打って後輩の指導を、元気に行って貰いたいものだ。
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星野美恵子・今期限りで
福岡市中央区選出の市議会議員星野美恵子氏は、日本共産党福岡市議団に所属する、現在7期目のベテラン議員である。
生まれも育ちも中央区唐人町で、福岡の優秀な女性を輩出した福岡中央高校を卒業後、福岡で地元企業組合の専従職員として勤務し、その後福岡市議会議員に立候補するも、2回の落選で成長し、今日の星野美恵子氏を築いたと言って良いだろう。
女性で子育てをしながら、7期28年間にわたる議員生活に、来年の春には終止符を打たれる予定で、後継者には松尾りつ子氏(46)を指名して、引退のシナリオは出来ているようだ。
しかし星野美恵子氏には共産党以外の、熱心な女性の支持票があると言われ、若い松尾りつ子氏が何処まで受け継ぐことが出来るのか、一部に懸念する声も聞かれるところから、当落を分ける鍵がある様に思える。
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日本共産党福岡市議団
~福岡市7区の立候補者が全員当選~
統一地方選挙の第一部は、12日日曜日午後8時に投票が締め切られ、深夜にかけて当落が判明した。
今回の福岡の選挙では、日本共産党が見事な躍進を遂げたと言って良いだろう。
前回の福岡県議会選挙では議席を失い0だったが、今回は小倉南区と若松区で元職が見事に復活しており、関係者も胸をなでおろしていることだろう。
また福岡市議会議員選挙では、前回の選挙で博多区、城南区を除く5つの区で5議席を確保していたものの、議案提案権が得られる6議席に満たず、政党としての働きが今一歩の感は否めなかった。
さらに支持者の高齢化が目立ち、運動員の動きも昔に比べると遅くなっていたことも懸念されていたが、関係者の努力の甲斐あって、そうした懸念は一掃されたようだ。
南区選出で市議団長だった、宮本秀国前議員の引退に伴い擁立した新人候補の堀内徹夫氏、博多区選出の元職である比江嶋俊和氏、同じく城南区元職の倉元達朗氏が当選を果たし、市内7区の候補者全員が当選しており、今後4年間福岡市議会においては目付役として、大いなる役目を果たすことだろう。
仕事の関係上、事務所で購読している赤旗の、13日月曜日朝刊に、星野美恵子氏と堀内徹夫氏の当選御礼のチラシが早くも入っていたのには驚かされた。 続きを読む