第30回 きままに音楽の夕べ チャリティコンサート

弊社主催の「第30回 きままに音楽の夕べ~チャリティコンサート~」ですが、 いよいよ今週11日(水曜)の開催が迫って参りました。

弊社の池田俊一が胡弓奏者 趙国良氏と知り合い、繊細な胡弓の音色を皆様にお届けしたいと、平成6年4月に会場は福岡市立中央市民センターから始まったのが、「第1回 中国音楽の夕べ」でした。

その後も、メルパルクFUKUOKAに会場を移し、趙国良氏の友人でもある北京中央音楽学院の教授らをお招きしてのコンサートも5回行いました。

平成19年5月の第15回より会場は全国でも有数の音響を誇るアクロス福岡シンフォニーホールに移し、趙国良氏は第20回目まで一生懸命に胡弓の音色をお届け頂きました。

第21回目からは、「きままに音楽の夕べ」として、地元でご活躍の田中美江先生を中心に、中川淳一先生とともに、ゲストには元N響コンサートマスター篠崎史紀さんをお迎えし、他では出来ない音楽と絵画の融合など楽しいコンサートを目指しました。

コロナ禍でコンサートの開催が出来ない時期もありましたが、30回目という節目のコンサートを迎えられたことは本当に嬉しく、お支え頂いた皆様に感謝の気持ちで一杯です。

今回は、初の試みとしてソプラノ白川憂里亜さんをお迎えし、音楽の都ウィーンの風をお届けしたいと思っておりますので、是非とも会場に足を運んで頂けましたら幸いです。



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復活、きままに音楽の夕べ

6月29日、リニューアルしたアクロス福岡シンフォニーホールで第28回 「きままに音楽の夕べ・チャリティコンサート」を開催しました。
今回は、ウイーンへの演奏留学から帰国したチェリスト 宇野健太氏とヴァイオリニスト 山下大樹氏、そして その仲間たちによる 軽快なアンサンブルをお届けしました。

私たちが主催するコンサートは1992年、中国から帰化して間もない 中国胡弓奏者の趙国良氏をメイン奏者にお迎えした「中国音楽の夕べ」が第1回目でした。
2012年からは アクロス福岡にて 九響のコンサートマスターのMAROさんこと篠崎史紀氏を中心としたアンサンブル、同29年にはピアニストの田中美江氏ら8人による4台のピアノ連弾をお届けしたことなどが 思い出されますが、「継続は力なり」をモットーに毎年休まず続けてきました。

第27回(2020年)を最後に コロナ禍で休演を余儀なくされ今回は3年ぶり、再開した方がいいか随分悩みました。
不安の中で迎えたコンサートでしたが、全員が平成生まれという若いメンバーで、繊細かつエネルギッシュな演奏は 終了後も拍手が鳴り止まず、帰り際には お客様から多くの賛辞を賜り、開催して本当に良かったと思いました。

来年も このメンバーとアクロス福岡で「きままに音楽のゆうべ」を開催したいと考えています。
皆様方と再会できますことを楽しみにしております。

主催 ㈲ 福岡経営企画  代表 池田 浩一
後援 ㈱ 福岡県民新聞社 代表 池田 俊一

きままに音楽の夕べ

今年も5月13日にアクロス福岡シンフォニーホールにおいて、第24回「きままに音楽の夕べ」を開催するが、第1回目の「中国音楽の夕べ」を走馬灯のように思い出すことが出来る。20年間勤務した東京経済㈱から大阪転勤発令を機に退職して、中央区警固に事務所を開設して、翌年「新春賀詞交歓会」を開催した際に、胡弓の趙国良先生に演奏を依頼したのが縁で、平成4年の桜の季節に第1回目の演奏会を開催した。
事務員さん1人の小さな事務所だっただけに、チケットの販売から司会まで家族全員の協力で無事に終わることが出来、以来趙国良先生をメイン奏者にして20年間続けてこられたことは、偏に多くの会員様のお陰と常に心から感謝している。
平成9年には中国北京から、北京中央音楽院芸術団を招聘した時には、招聘状を書くのに苦労したことも、今となっては良い思い出として記憶に残り、中でも来日が決まっているにもかかわらず、ビザが下りなかったため、松本龍先生にご尽力を賜り、予定通り団員が来日したときの涙は昨日のようだ。
趙国良先生も私同様に糖尿病を患い、また弟子も増えて大きな演奏会が負担になって来たので、互いの健康を考えて「中国音楽の夕べ」は20回でいったん幕を閉じることにして、ささやかな記念として二人で万年筆を購入し、今でも互いに使用している。
第21回目から「きままに音楽の夕べ」とスタイルを変えて、今年も行うが無事に終わることを祈っている。


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