欧州連合(EU)から離脱の是非を問う国民投票が行なわれた結果、52対48で離脱を求める票が残留を上回り、離脱を決定したニュースは、注目されていただけに世界を駆け巡った。
今回の投票に関しては殺人事件まで発生、双方の運動も一時中断されたこともあったが、数字が示しているとおり、若者の票が離脱に流れ、新しい英国人気質が若者の間に生まれているようだ。
離脱すれば新しい局面を迎え、特に経済面で何かと問題が次々に起きることが想定されるが、残留することに伴う不公平感を、離脱することで生じる問題解決に希望を託し、これから結束して難問に立ち向かって行くことだろう。
英国を離脱に導いたエネルギーは、単に英国だけに止まらずほかのEU加盟国以外にも波及するのは明白で、いずれ日本にも影響し、さしずめ公示されたばかりの参議院選挙が、どの様な結果をもたらすのか、ひじょうに興味深くなってきた。
また今回の参議院選挙では、投票権が18歳まで繰り下げられており、日本の若者がどの様な投票行動に出るのか、自分が誰に投票するか以上に、気になる選挙になってきた。
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