岐路に立つ県議会議員 [2016年11月4日04:47更新]

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福岡6区補選は、鳩山二郎氏が当選して自民党公認と受け、対立した自民党福岡県連所属県会議員の先生方も、今はいつも通り県議会に出席している。

福岡6区には故鳩山邦夫氏を支えてきた県会議員も多かったが、その先生方は生前の恩義を忘れ蔵内陣営に走ったことは周知の事実、その一方でそれぞれの先生方の後援会組織は実直な方々が多く、故人へ花を手向ける意味をこめて、鳩山二郎氏に一票を投じ、5対1の圧倒的な票差をもたらした。

安倍総理の意向で、トーンダウンとはなったものの、次の総選挙で鳩山二郎氏が自民党公認となるのは必定だけに、県議の先生方は自らの後援会幹部に頭を下げ、早急に関係を修復しておかないと、次の統一地方選挙では自分が落選の憂き目に会うだろう。

特に一度も選挙の経験が無い県議の先生は、若い候補者が議席を虎視眈々と狙っており、水面下では既に活動を始めたとの話もあるだけに、動向に注目が集まっているようだ。