老舗~銘菓 [2017年5月29日05:59更新]

福岡市に隣接する福津市の津屋崎で、幕末から続く小さな菓子舗「上田製菓」は、経営者の高齢と後継者不在を理由に、先日静かに閉店したとテレビで報じていた。

地方には都会にない、郷土色豊かな美味しい菓子店がたくさんあると思うが、10年後に現在の売上を維持するには、通販やネット販売などの新しい販売方法を考えないと、店頭販売だけでは人口減少で、商売はひじょうに難しくなる。

まず福岡のデパートなどの催事に出展し知名度を高め、ある程度の売上が見込めるならば、福岡に小さな販売所を設けて、お客さんを増やすことだ。

菓子に限らず飲食も同じで、地方で老舗名店と呼ばれている名声を資産に、金融機関の信用力を活かしていけば、まず同郷の人たちが懐かしく食べに来てくれるはずで、そこから常連さんを増やしていけばよい。



写真は毎日新聞より拝借