梓設計と滉王②

また、梓設計の常務取締役執行役員で2007年から九州支社長を務める前田隆氏においては、2016年から3年連続で忘年会に出席していることが判っている。

福岡県警が、滉王について「暴力団関係業者に該当する」として排除要請を行ったのが2020年6月末、8月21日の株主総会で前田氏の東京本社勤務が決まり、慣れ親しんだ福岡を離れることになったが、周囲からは絶妙のタイミングという声も聞かれる。

梓設計のウェブサイト上には、コンプライアンスについて「梓設計は、事業活動の基礎にコンプライアンスを位置付け、役員および社員への定期的な意識付けを行っています。(中略) 全ての社員に、コンプライアンス違反行為を具体的に説明し、懲戒の対象となることを周知しています。」とある。

梓設計がこれまで、「暴力団関係業者に該当」とされた滉王と取引を重ねてきたことは事実であり、忘年会に「来賓」として副社長が出席したという構図からして、何かしらの便宜を図ってきたと見られてもおかしくない。

滉王に辛酸を舐めさせられてきた久留米市内の業界関係者や政界からは、現在「知らぬふり」を決め込んでいる梓設計に対し、批判的な声が上がっている。

ー続くー



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経産省・虚偽公文書作成

財務省の職員が自殺の原因となった組織ぐるみの文書改竄が再び話題になっているが、経済産業省資源エネルギー庁において虚偽公文書を作成していたことが判った。

それも今年3月の話、ちょっとしたミスを誤魔化すためだったようだが、課長級職員が実行を指示し決裁、部長級職員も報告を受け承認したという。

中央省庁には、もはやコンプライアンスの意識は存在しない。
我々はいったい何を信じればいいのだろう。

また、梶山経産大臣は「内容を書き換える、不適切にゆがめるなどの行為は行われておらず、経産省としては告発を行うまでの違法性の疑いがあるとは考えていない」と発言している。

しかし、「日付の書き換えで刑事告発までされない」と大臣の判断が罷り通るなら、これから安心して公文書の日付を書き換える国民が増えるのではなかろうか。