3月6日は啓蟄(けいちつ)と呼ばれる二十四節気の一つで、「冬ごもりしていた地中の虫が、土の中からはい出てくる」ことを意味し、春の訪れを告げる言葉と記憶している。
春の兆しとして虫は問題ないが、それ以外にも春の陽気に誘われ動き出している輩もいるようだ。
最近は弊社のネット記事を見て、「徳川高人氏」について尋ねられる事も多く、同氏がまた何か動き始めた模様。
企業経営者など人を信用させる術は非常に長けており、何らかのファンドで金を集めている情報もあって、既に被害者も出ている話も聞く。
中小企業倒産防止開発機構の件では、約束手形の発行をさせられ倒産した人、倒産から離婚、家庭崩壊した人など、数多く見て来ただけに儲け話の中に、徳川高人氏の名を聞いたら逃げ出す事だ。
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動き始めた詐欺師
逃げ回るアースフレンドリー ~ 内田康陽氏・第3弾
戸建住宅販売と太陽光発電システムの㈱アースフレンドリー(内田康陽代表)は、本社がある佐世保と久留米の近郊が商圏だと思っていたが、どうやら一時期、東京にも支店を出していた様子。
それでは、何のために東京に出て行ったのだろう。
ごく単純に考えると、市場規模が九州よりもケタ違いに大きい東京および関東地区で、主力業務の太陽光発電システム販売を拡大するため、ということになるが、本当のところは、東京の金融機関から資金調達を図るために支店を置いた、というのが正解のようだ。
ところが知名度もなければ実績も無い、また特別な永田町の引きがあるわけでもない、九州の片田舎、佐世保に本社を構える太陽光発電システム販売会社に、金融機関がプロパーで、つまり金融機関の自己責任で、自行の資金を貸し出しするはずがないことぐらい、武内和男こと徳川高人氏は十二分に理解していたはず。
だから金融機関に対しては、東京都信用保証協会を利用した代理貸、(つまり金融機関が融資した資金は保証協会の保証付きで、焦げ付くことは無い)、での融資を申し込んでいたようだが、わざわざなぜ東京で?という、初歩的な質問に明確に回答できなかったのだろう。
簡単に言えば、言いくるめられなかったのだろう、長崎県信用保証協会、もしくは福岡県信用保証協会を利用されたほうが、と逆に説得されたのかもしれない。
ただし、東京での動きの中心は内田康陽氏で、武内和男こと徳川高人氏は、久留米の花畑の不動産を巡って、筑邦銀行と争っている真っ最中だったから、福岡からのアドバイスだけに止まっていたのかもしれない、あくまでも想像であり、根拠はまったく無い。
資金調達に失敗したことから、最初は東京都渋谷区恵比寿西1丁目8番13号(平成27年4月3日)に置かれ、翌28年4月8日、豊島区西池袋4丁目20に移転したアースフレンドリー東京支店は、既に引き払われており、登記が残っているだけの模様。
逃げ回る、アースフレンドリー ~ 内田康陽氏・第2弾
逃げ回る、㈱アースフレンドリー ~ 内田康陽代表
久留米市花畑の不動産購入を巡って、筑邦銀行から裁判に訴えられ敗訴した、戸建住宅と太陽光発電システム販売の㈱アースフレンドリー(佐世保市大塔町1730-15)代表者の内田康陽氏に関して、詐欺まがいの話が別の方面からも伝わってきた。
これは、内田氏が平成28年11月に北海道の人物から2000万円を出資金の名目で借り入れ、同29年5月末日で返済予定だったが、期日が来ても返済されず、督促をしても返事を引き延ばされたうえに、最後は連絡も取れなくなる、というもの。
内田氏は佐世保出身でアースフレンドリー本社も佐世保にあるが、久留米市とは関わりが深く、久留米市荒木町に戸建住宅モデルハウスを建築し営業拠点としており、内田氏は実質上久留米市に在住しているようだ。
出資金に関しては、別件で佐世保市に住む兄が経営する不動産会社からも、返済を巡って提訴され、現在も係争中だ。
敗訴した筑邦銀行に対して、資金を返済したとは聞かれず、刑事事件に発展する可能性が高いが、荒木町のモデルハウスの営業活動に関して資金面でクレームは聞かれないため、それなりの資金は持ち合わせている模様。
こうした詐欺まがいの行為で話題を集める内田氏は、武内和男氏の偽名でアースフレンドリー財務部長として活動する、徳川高人氏の指示通りで動いていると指摘されているほどだ。
このままでは、内田康陽、徳川高人両氏による被害者が、今後も現れる可能性が高い。
第2弾はコチラへ
倒産防止開発機構の被害者
米国に端を発したサブプライムローン問題は、大きな津波となって世界の金融市場を襲い、日本でも株価は1万円を割り込む状態となっている。年末を控えたこの時期の景気悪化で、零細中小企業経営者は今後も資金繰りで苦しむことが予測される。
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巧妙な「パクリ」の手口
数十年前には「パクリ」を生業とする、怪しげな商売人が福岡にも多くいた。この商売には相手を信用させるために使う「舞台装置」=事務所の開設に伴う什器備品や当座の運転資金など、時間と費用を要する。その割には儲けが少なかったのか、いつしか姿を消していた。
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被害は九州一円に!? 倒産防止開発機構
救いの神か、それとも・・ 資金繰りを頼った結末は
(08年4月号掲載)
昨年から続く原油高は、多くの中小企業を直撃している。何とか年度末を乗り切り安堵している経営者も多いことだろう。
「当座の資金繰りをどうしたらいいのか」。悩める経営者の元へ、ある日ダイレクトメールが届く。株式会社中小企業倒産防止開発機構―「日本初の債務保証システム」「総合的な見地から中小企業を支援・救済」。
ワラにもすがる思いで飛びつく経営者。会社を訪ねてみると、立派な構えの応接室と礼儀作法の行き届いた接客が待っている。苦しい立場にある者の心を揺さぶる言葉。「この会社に助けてもらおう」。相手の言う通りコンサルタント契約を結ぶ。その先に待っているのは・・。
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甘い誘いに乗るな
「中小企業倒産防止開発機構」の名を聞けば、大半の市民が公的機関と錯覚するだろう。そのような紛らわしい看板をあえて、そして堂々と掲げ、中小企業経営者を食いものにしている民間企業があるから怖い。
資金繰りに困った経営者が、「50億円融資」などのチラシに騙されて訪れると、待っているのは女性職員の素晴らしい応対。それを信用してしまい、あっと言う間に高額の手形を振り出す。
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