暴力団の抗争~中州と・・・ [2016年9月14日09:07更新]

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博多、鹿児島間の九州新幹線全線開通で、福岡の一極集中に拍車がかかり、福岡市の人口は増加の一途で、また博多港には連日クルーズ船が入港し、福岡市は人口155万人と発表しているが、住民票を実家においている学生や若い女性が、さらに数万人プラスされて居住しているのは、間違いない事実だ。
ところで九州の地方都市の歓楽街は、何処も閑古鳥が鳴いて昔の面影は無く、各地の暴力団も福岡に進出してくるのは当然で、それぞれの組が都心部に出先の事務所を構えている。
西日本一の歓楽街である中洲は、昔から山口組傘下の伊豆組が縄張りにしていたが、店の数も多く、進出してきた組も相応のシノギが可能で、大きなトラブルも無く、一方では福岡県警の取り締まりも厳しかったため、中州全体としては静かだった。
ところが山口組と神戸山口組の分裂騒ぎが発生、1ヶ月前に店の客引きと筑後地区の暴力団が事件を起こしたことから、中洲に福岡県警もかなりの人数を投入、警戒を強めているものの、組員もたむろし不穏な空気が漂っている。
最近の暴力団はかつてのような博打のテラ銭や、飲み屋のみか締め料などの徴収から、覚醒剤の売買に移っており、株式売買やFX利用の金融業などに多様化している。
それだけに福岡6区補欠選挙で、保守系候補は双方ともに豊富な資金を誇っていることから、義理と人情は遠い過去の語り草になった、今の暴力団がこれを見逃すはずは無く、裏で動いているとの噂も聞く。