ある町役場近くの交差点を車で通りかかった際、ポスターのようなものが目に入った。
何かの間違いかと思ったが、交差点のガードパイプ(歩道と車道を隔てる防護柵)の車道側に、政党のものと思しき2連ポスターが貼り付けてあった。
通常 ポスターや看板を屋外に設置する際は、所有者や管理者の承諾を得る必要があるが、道路に広告物など危険物を設置することは 道路交通法や道路法が禁止しており、警察が許可を出すはずがない。
また、福岡県では「屋外広告物条例」で、道路の防護柵に広告を表示することが明確に 禁止されていて、違反には30万円以下の罰金が科せられる。
車から降りて、交差点の反対側から見てみたが、肉眼では政党名を確認することはできなかった。
堂々とした法令違反に驚きを禁じ得ないが、まさか国会議員がこのようなことをするはずがないだろう。
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法令違反にズームイン!
くりはら渉 筑紫後援会発足式
12月19日午後、大野城市まどかぴあで前県議会議長、栗原渉県議の後援会発足式が開催された。
既に甘木・朝倉後援会は組織されているが、栗原氏の国政挑戦表明を受けて、票田となる有権者45万人の筑紫地区(筑紫野市・太宰府市・大野城市・春日市・那珂川市)における戦う体制づくりのため、新たに立ち上がった。
後援会会長にはナガノ電気㈱(本社 福岡市博多区)代表の長野正治氏が、副会長には筑紫地区から4名がそれぞれ就任した。
発起人代表の井上順吾県議(大野城市選出)の挨拶の後、自民党県連常任相談役の蔵内勇夫県議が登壇し、「党本部は一つの見解を出し、ボールをこちらに投げたが、これからも県連として一本化できるよう努めていく」「栗原氏を自民党の国会議員として押し上げていきたい」と述べた。
また、筑紫地区市長会の代表として、武末茂喜那珂川市長が登壇し、「自身の後援会を挙げて、栗原氏を応援していきたい」と、かなり踏み込んだ応援のメッセージを送った。
その後、栗原氏が登壇し、「課題は現場にある。現場を知り課題解決と地域経済の発展に取り組み、しっかりした社会を創って次の世代に残していきたい。」と力強く決意を述べた。
現職の原田義昭氏が、次の次は栗原氏を後継にすると明言した様だが、既に5区内の保守系の市町村議員88名が栗原氏支持を表明しており、流れは栗原氏に傾きつつあるようだ。
福岡市南区・新村まさる市議
福岡市南区で生まれ育った、無所属の市議会議員新村まさる氏は、フットワークが軽い行動的な議員活動を行っており、1期生でありながら、何時の間にか8つの後援会を作っていたのには驚いた。
福岡県議会議員であった、父親の後姿を見て育った新村まさる氏は、若いながら1度市議会議員選挙に立候補して、見事に落選した経験を持っており、その経験が大きな糧となって、今日の新村まさる氏になっている。
先日、福岡市中央区で市政報告会を行っていた際には、わざわざ遠くから大久保勉久留米市長が出席し、マイクを握り新村まさる氏を熱く励ましていたのが印象的だった。
新村まさる氏は結婚して1児の父親で、夫人は事務所を手伝っており、小学生の息子は今では立派な秘書で、市政報告会ではパソコンを使いこなし、父親の手助けを一生懸命にしていた。
その姿を見た参加者の中には、父親の市政報告を聞くよりも息子を見て新村まさる氏のファンになり、後援会に入会した人もいるようで、実に和やかなムードの市政報告会であった。
これが4年間に8つの後援会が出来た秘密ではなかろうか。
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