新宮家の葬儀 [2016年3月28日05:46更新]

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今年で73歳になるが、なぜだか出席する葬儀が多くなったように感じる。
これまで裏方として葬儀にかかわった経験は、普通の人たちよりも多いと自負しているが、先日亡くなられた故・新宮松比古元県議会議員の葬儀は実に立派だったと、多くの参列者が話題にして故人を偲んでいる。
ガンを患い入退院を繰り返していただけに、家族はある程度の覚悟があったと思うが、亡くなられて短時間のうちに、通夜、葬儀の日程が関係者に連絡され、実に見事だった。
故人の実子である長男は、あれほど博多区に堅固な選挙地盤がありながら、後継者とはならず、自ら起業して経済人となり、立派に活躍していると聞く。
葬儀で古い友人が読まれた弔辞も立派で、参列者の涙を誘った。
会場となった中央区の斎場は、これまで地元政財界人の葬儀が、数え切れないほど行われてきたはずだが、これほど多くの参列者が焼香に訪れたのは、初めてではないだろうかとも言われている。
故人は40以上の公職に就いていたようだが、中でも祇園山笠関係者への連絡は、実に感心するほどスムーズに行われた模様で、今年も追い山を櫛田の空から見守っておられることだろう。