カテゴリーアーカイブ: 一行情報

九州建設~徳倉建設の傘下へ

近年の業績回復は著しく、福岡地区Aクラスの規模を誇っているゼネコン、九州建設㈱(福岡市博多区、得丸正英社長)は本日、名証二部上場 の徳倉建設㈱(名古屋市、徳倉正晴社長)の傘下に入り、新たな一歩を踏み出すことになった。

天ぷらひらお~天神店閉店

日本テレビ系バラエティ番組の「ケンミンショー」でも、福岡県民が大好きな食べ物として登場した「天ぷら」。

なかでも評判の高い「天ぷらひらお」の福岡天神店が3月27日(月)で閉店することが判明した。
これは入居している天神東宝ビルの建て替えによるもの。
代わりの店舗は今探しているがまだ見つかっていないとのことで、どうしても食べたくなったら、空港近くの本店か、貝塚、流通センター近く、もしくは重留か久山まで、車を駆っていくしかない。

プレミアムフライデー

いよいよ今日、2月24日からプレミアムフライデーが始まる。

ビールのことではない。
プレミアムフライデーは、経済産業省と日本経済団体連合会などの経済界の団体が、個人消費を喚起するため、「毎月末の金曜日は午後3時に退社しましょう」と呼びかけているキャンペーンのことだ。

3時に会社をでて、買い物や同僚と一杯飲む、家族との時間を増やす、旅行に行くなどで、個人消費を底上げしたいらしいのだが、果たして上手くいくだろうか。
国内大手や中小企業の社員が、月末の金曜日に3時で退社して、余暇でお金を使えば、1日当り1230億円の経済効果が生まれるらしい。

さあどうだろう。
社員の長時間労働を抑制されている昨今、企業側は残業代や生産性の低下が重く圧し掛かっており、人件費の負担が増す中では中小企業には無理があるのではないか。

今月24日は多くの人が給料日で、多少なりとも散財するかもしれないが、来月は3月31日が最終金曜日で、年度末とも重なり、民間も官庁も仕事は山ほどあるだろう。
さらに4月28日、6月30日、9月29日、12月29日が最終金曜日で、とてもじゃないが超忙しい日となりかねない。

お役所が勝手に決めたプレミアムフライデーだが、中小企業に浸透するには無理があり、逆に仕事の連絡をするも相手が月末金曜日に在社していなければ支障が出る話で、何が「プレミアム」だか、よく解せない話しだ。

押し紙処分?~販売店から古紙の束が・・・

年を取ったからと言う訳ではないのだが、朝から若者がキビキビと立ち働いている姿を見るのは気持ちが良いもので、たとえ、バス専用車線にハザードランプを点滅しながら古紙回収のパッカー車が停車していて、朝の渋滞の原因になっているとしても、手早く終わらせようとしているのが、その動きで判るだけに、カリカリするようなことはない。

などと思いながら、ユルユルと車の列が流れていったため、何を積み込んでいるのかなと、ふと好奇心にかられて見てみると驚いた、古新聞の束だ。
腹の上に両手で4束ほどを抱えパッカー車に投げ込んでいたが、見ていただけで数分間に3往復。
この前後があったはずだから、結構な量を販売店から搬出したはず。

これが集合住宅の古紙集積所から運び出したのであれば、まったく問題はないのだが、新聞販売店から出て来ていたのがひじょうに問題。

先日、新聞紙面に掲載されていた月刊誌の広告のタイトルに、「公式発表部数の3割が押し紙か?」とあったのを思い出したため、「オイオイ、今流行の押し紙処分かい?」と思ったものだ。

ただ自宅近くの新聞販売店は、毎月一度古紙をボックスタイプの軽トラックで集めに来てくれるから、同じようなことをしている新聞販売店かな?と思って販売店の看板を見てみたら、こちらは複数紙を配達している販売店だった。

たぶん自宅近くの販売店が行なっている古紙回収は、新聞社からの指示で行なっているわけではなく、販売店の独自のサービスなのだろう。

この欄では以前から、押し紙で行き詰った新聞販売店のことを報告してきたが、押し紙が発行部数の3割というのはオーバーかもしれないが、あながち誇大に見せかける広告用のタイトルでもないのかな、と感じたものだ。

ちなみに自宅近くの販売店は、押し紙部数が2番目に多いといわれ、数年前には1000万部の発行部数を誇っていた新聞社系列。


写真はイメージです。

産業廃棄物収集運搬業~許可取消

福岡県は、下記の業者が許可を受けずに産業廃棄物の保管を行なった事実を元仁したとして、産業廃棄物収集運搬業の許可の取消処分を行なった。

【行政処分対象者】
対象:㈲成尾
代表:成尾尚雄
本社:糸島市美咲が丘2丁目12-6
許可内容:
産業廃棄物収集運搬業
積替え、保管を含まない
許可番号:
04000079526
処分内容:
産業廃棄物収集運搬業の許可の取消処分
処分年月:
平成29年2月16日
処分理由:
①㈲成尾が、糸島市有田826-4の事業場において、許可を受けずに産業廃棄物の保管を行なった事実を現認した。
②㈲成尾は、平成26年12月26日から平成28年8月10日までの間に、計13回にわたり、排出事業者から運搬の委託を受けた産業廃棄物の積替えおよび保管を同事業所内で行なったことを認めた。

【企業概要】
社名:㈲成尾
代表:成尾尚雄
業種:産廃収集運搬業、建物の解体工事業
設立:平成13年7月
資本金:300万円
社員:4名


写真はイメージです。

情報盗み出しメールにご注意を!

先日、八代でショウガの栽培と通販を行なっている友人からメールが届いた。
迷惑メール、それこそ、パソコンの中身を洗いざらい盗み出すようなメール、らしきものが届いたそうな。
皆さんもご注意を。

 
今日、メールボックスを開けてびっくり
運送会社からのメールを装った、詐欺メールらしきものが…
以下がそれです。
注文番号:946558-20170211-5287211907

只今ご注文殺到につきましてお客様へはお待たせして誠に申し訳ございませんで
した。
本日、お客様のご注文商品を下記要領で発送いたしましたのでお知らせいたします。

[お届け運送会社]  ○○○○運送
[出荷日]      2017/02/13
[お届け予定日]    指定無し
[お問合せ番号]   200536827549

配送業者:○○○○運送
伝票番号:200536827549

※反映は夕方以降となる場合がございます。予めご了承くださいませ。

★○○○○運送利用時は委託倉庫先の●●ロジスティクスが発送元になることがありま
すので予めご了承くださいませ。

★配送時不在のお客様へ(出荷前にご連絡いただいた場合を除く)
恐れ入りますが、お客様ご自身で1週間以内に再配達のお手配をお願い致します。
再配達の手配をされずに保管期間(1週間)が経過しますと、当店に返送されて
しまいます。
★配送不可について
—————————————————————————————————-
保管期間切れや、住所不明等の配送不可や、受け取り拒否等をされた場合はキャ
ンセル手数料として実質発送料と返送時の実質送料の往復分を請求させていただきます。
ご理解・ご了承の程よろしくお願い申し上げます
————————————————————————————————————————————–

それでは、商品到着まで今しばらくお待ち下さいますようお願い申し上げます。

※当店はメールのみの対応とさせて頂いております。
予めご了承くださいませ。
で、添付ファイルが添付されております。多分ウイルス。
ちょうど手前は水道管に巻く凍結防止用の保温テープを注文している最中でありまして、思わず信用しそうになりました。
注文先から情報が漏れている事は考えにくいのですが、
単なる偶然でしょうかねー
皆さんもくれぐれもご注意を、わけのわからんメールは削除するに限ります。

大成印刷~長時間労働で指名停止

むか~し昔、とはいっても30年余り前の話。
もともと活版印刷が本業だったのだが、時の流れの中でオフセット印刷に移行しようとしていた吉塚の印刷屋で、外回りの仕事をしていた頃、印刷技術に関してはまったくの無知だったが、大成印刷や丸王印刷は新しい大型機械を次々に導入して、扱っている印刷物の次元が違うなとか、ごく単純にすごいなと思っていたものだった。

しかし、会社の規模が大きかろうが、小さかろうが、原稿の整理などで夜8時とか9時頃まで仕事をしていたのはざらだった。

だから、今回のように長時間労働で指名停止というのはピンと来ないのだが、30年という時の流れの結果なのだろう。

ところで、年度末の今の時期は、昔の経験からいくと、来期の定期印刷物の入札が数多くあったはずだが、今でもそうなのだろうか?

措置対象業者
商号:大成印刷㈱
本社:福岡市博多区東那珂3丁目6-62
代表:清家 邦敏
登録:委託(広告宣伝、情報処理)
物品(一般印刷、特殊印刷、軽印刷)
期間:平成29年2月9日から5月8日までの3ヶ月間
概要:大成印刷㈱および同社代表取締役は、同社の労働者に対し長時間労働させたことが労働基準法に違反するとして、平成28年12月28日付けで福岡簡易裁判所から罰金刑各20万円の略式命令を受けた。


写真はイメージです。

 

 

詐欺師に騙された?~金融機関が提訴~第三弾

金融機関が貸金返還請求しているこの裁判、2月23日に判決が福岡地裁久留米支部で言渡される。

前2回で報じたように、おそらく金融機関が勝つだろう。
だが貸金を回収することは出来ない。
すでに資金は不動産に姿を変えて、第三者の手に渡っているのだから。

金融機関にできることといえば、県外企業代表者が所有する資産を差し押さえ、連帯保証人である実母の所有不動産を競売に出し、処分できた金額で矛を収めるだけ。
仮にサービサーに債権を売却しようとしてもおそらく10%程度、ひょっとしたら5%だろうというのが、事情通の意見だ。

もう一度、お金の動きと、不動産の動きを時系列に並べてみよう。
こうすると、誰が一番得をしているか、一目瞭然!

登場人物は次の通り。
A.県外企業代表
B.県外企業代表の母
C.県外企業に入り込んだ偽名財務部長こと福岡の経営コンサルタント会社社長(同一人物)

登場する不動産は、
D.久留米市西町の土地・・・花畑
E.久留米市本町のビル・・・本町

時系列に並べると
平成26年11月 4日 県外企業代表が、花畑の土地を購入する目的で、金融機関から5000万円借入
平成26年11月 5日 県外企業代表は、花町建物の建築資金の目的で、金融機関から1億5000万円の追加融資を受けた
平成27年 8月10日 県外企業が、本町ビル購入、佐賀共栄銀行から極度額1億8400万円で資金借入
平成27年10月30日 花畑プロジェクト用資金2億円の返済期日
平成27年12月21日 金融機関は、県外企業代表母の名義不動産を差押え
平成28年 4月12日 民事調停
平成28年 5月10日 県外企業から、偽名財務部長経営コンサルタント会社に、本町ビル所有権が移転
平成28年 7月26日 特定債務調停申立

第一弾で報告したように、金融機関は融資額の20%増しで極度額を設定していたから、極度額1億8400万円から実際の融資額を算定するには、極度額を1.2で割り算すればいい。
そうすると約1億5300万円。

ここから先は、想像。
平成28年5月初め、県外企業代表者の代理として銀行折衝を任されていた偽名財務部長の手元には、金融機関から建築資金名目で借り入れた1億5000万円があった。
平成28年5月10日、この1億5000万円を佐賀共栄銀行に返済し、本町ビルの根抵当権を解除、偽名財務部長が経営するコンサルタント会社に本町ビルの名義を変更した

県外企業代表者は、借金を背負うだけで何のメリットも無いではないか、それでよく納得したな、という突込みが入りそうだが、詐欺師と被害者の関係は、外からはわからない。
外から見ると、騙されているのがよくわかるのだが、被害者は見えていない。
 

詐欺師に騙された?~金融機関が提訴~第二弾

先月10日の記事、「詐欺師に騙された?~金融機関が提訴」の続報。

まず、県外企業代表名義で借り入れた金額は2億円だった。
最初に土地代金として5000万円を借り入れ、決済後直ちに建築代金1億5000万円の融資を受けた。

偽名の財務部長と金融機関に帯同した北九州のゼネコンが見積もった10階建て、27戸の賃貸マンションの建築費用は3億1536万円だった。

だが偽名の財務部長の言い訳に寄れば、「いざ工事という段になって、隣接する貸家の住民から日照権問題で訴えられ、着工できなかったが、調停により、新たに建築する27戸のうちの1つを住まいとして提供するという合意を交わし、ようやく日照権訴訟は取り下げられた。」

これで障害がなくなったのだから素直に着工すればいいはずだが、偽名財務部長は金融機関に「調整がつくまでもう少し待ってください」といい続けていた模様。

金融機関のその後の行動。
平成27年10月30日 返済期日
平成27年12月21日 仮差押
平成28年 4月12日 民事調停
平成28年 7月26日 特定債務調停

ところで、金融機関から2億円を借りた県外企業代表は太陽光発電システム販売の会社を経営しているのだから、その企業に差押さえでもすればいいじゃないか、と思われるかもしれないが、代表個人で借りているお金だから、会社とは別物で手が出せないらしい。

偽名財務部長はこの点も重々ご存知だったようだ。

だから、マンションを建築して家賃収入が入るようにならないと、借り入れ返済の原資が出来ない、というのが偽名財務部長の言い分。

ところで、保証人は県外企業代表者の実母の様子で、当然ながら偽名財務部長ではない。
保証人が2億円の保証能力でも持っていたらいいのだろうが・・・、期待薄だろう。

旧・雇用促進住宅 竹下宿舎

おそらく福岡の住民だけかもしれないが、竹下駅といえば、アサヒビール園と沖学園だろう。

その竹下駅前商店街の東側、アサヒビール園のすぐ南側に、旧・雇用促進住宅の竹下宿舎が5棟あり、その後2棟解体されて、現在は3棟が建っている。

お国の政策で、全国にある雇用促進住宅は平成33年までに売却される予定で、この竹下宿舎も売却のため、先月1月20日入札が行なわれた。

敷地3400坪、最低入札価格1億2400万円。

今でも数戸に住んでおられる方があり、また竹下駅前の通りからは進入道路が少々狭いという難点はあるものの、居住されている方々も3月末では退去されるだろうし、道路幅も行政と話し合えば何とかなるはずと思い、知人は是が非でもここを買収し、戸建住宅団地を造成し販売する考えで、3億2000万円の札を入れたそうだ。

2億円増しだったら、いくらなんでも落札できるだろうと期待しつつ落札結果発表を待った。

ところが、落札したのは中央区の投資用マンション開発業者だったそうな。
落札価格4億1200万円。

このデベロッパーが自社でマンションを開発するのか、共同で行なうのか、それとも建物を解体後に転売するのか、少々不明だが、アサヒビール園や沖学園が移転でもしようものなら、竹下駅を少し東側にずらして、九大学研都市駅やら、千早駅のような再開発が出来ないものかな、と思うのだが。

飯塚市長選挙~かたみね誠候補~未来へ!

2月26日投開票日の飯塚市長選挙に立候補する、前飯塚市教育長、片峯誠候補の記者会見が2月6日午前10時から飯塚市横田の事務所で開かれた。

記者会見会場に集まった新聞やテレビ局の記者の質問は、前市長の賭けマージャン問題に集中したが、片峯候補は教育畑出身らしく言葉を選びながら誠実に回答、また今回立候補した動機についても、教育現場で体験した子どもに対する熱い情熱を、如何にして行政に反映させることが出来るかと真摯に語り、その話しぶりは印象的だった。

そもそも同氏の経歴は少々異色で、最終学歴は教育系学部ではなく薬学部の卒業生で、同学部の実習で人に対する教育を強く意識した結果が教育者への道だったという。

教育現場に入ってからも、子どもたちのクラブ活動には熱心に取り組み、自らが学生時代に経験したテニスだけでなく、未経験のバスケットボール部の顧問にも就くなど、子どもに対する情熱は人一倍だったようだ。

しかし、今回の記者会見では、やはり市長選挙が行なわれる原因となった賭けマージャンについての質問が多く、おまけに記者の質問能力というか、取材力というか、ひじょうに低く、他社の質問にかぶる様な質問が続けさまにでるケースも多々あった。

勝手な思い込みだが、片峯候補は教諭や校長、そして教育長として、永年教育に携わってきただけに、「人の話しは聞け!、頭で整理してから口に出せ!」と、おそらくは声を大にして言いたかったかもしれない。

今回の立候補に当っては、家族の理解を得るためにそれなりの苦心をしているようで、会見の際に着用していたピンクのネクタイは奥さんの好みの色だそうだ。

家族にも、前職場である市役所をはじめ、周りの関係者にも気を使うなど、決め細やかな配慮が感じられた今回の会見、この姿勢で臨めば、飯塚市民に対しても同じような心配りが出来る市制が期待出来るだろう。

新進気鋭の弁護士~三ツ角法律事務所

福岡県を代表する法律事務所の1つ、三ツ角法律事務所に、昨年12月司法修習を修了した、野口雄矢弁護士が新たに加わることになった。

野口弁護士は県立筑紫丘高校、中央大学法学部、早稲田大学法科大学院を経て司法試験に合格した人物。

これで三ツ角法律事務所には6名の弁護士が所属することになった。

三ツ角法律事務所
弁護士 三ツ角 直正
弁護士 加茂 雅也
弁護士 徳川 泉
弁護士 波止 佳子
弁護士 岸本 大樹

事務所:福岡市中央区舞鶴3-3-1
TEL:092-715-4101 代表
FAX:092-715-4066

上村建設~西支店が移転

福岡市を中心に、久留米や北九州、福津、そして鳥栖に営業網を展開し、土地オーナーの賃貸マンション経営を全面的にサポートしている上村建設㈱(上村秀敏社長)は、このたび西支店を発展著しいJR九大学研都市駅前に移転する。

営業開始:2月1日(水)
新住所:福岡市西区北原1丁目9-20
アンソレイユ1F
姪浜方面より、
国道202号線・唐津街道からは北原西交差点を左折。
国道202号線・今宿バイパスからは徳永交差点を右折。

TEL:092-807-5515
FAX:092-807-5517
なお、番号は従来通り。

台湾から大型バスを輸入販売~博洋自動車

増え続ける外国人観光客への対応が懸念されている一つに、観光バスの不足がある。
国内で大型バス発注は車体納入まで約1年を要し、需要に生産が追いついていない状態が慢性化しているからだ。

そこで自動車整備・販売の博洋自動車(糟屋郡須恵町)は、この度台湾に本社を置くバスメーカのジャーマモーターから大型観光バスを輸入販売する計画で、同社と代理業務契約を台湾貿易センター福岡事務所(林淑恵所長)の仲介で結んだことを17日発表した。

博洋自動車の吉田佳史社長は、今回の業務契約となった背景にはジャーマ製が、日本国内で外国人観光客が求める車内の設備に対するニーズにマッチしていることを挙げ、既にジャーマ社に対して右ハンドル対応の製造ラインの設置を要請している。
またオーダーメイドにもかかわらず価格が国内のメーカーよりも安価で、しかも納期も約6ヶ月と短い点などが優れていることも強調していた。

国内での販路は安全・無事故を念頭に法定点検を重視したメンテナンスの優秀な関東以西の運輸局認定工場を通じた販売体制で、将来的には年間60台を目標としている。

JR久留米駅前再開発事業で高齢者向け住宅?

5年前の新幹線開業を機に、JR久留米駅東口で再開発事業の目玉として、35階建、297戸の分譲マンション「ザ・ライオンズ久留米ウェリスタワー」が大成建設により完成したが、今度はそのマンションの道路を挟んだ北側の第二街区で、35階建の分譲マンションと13階建高齢者向けマンションを開発する計画が、昨年末発表された。
建物の1・2階には地権者を含む店舗が入居し、低層階建物にはミニ医療モールも開設する模様で、総工費は220億円だという。

ところが、久留米地区は一昨年来、分譲マンションの開発がひじょうに活発で、西鉄久留米駅の近隣、花畑駅の近く、そして中心部の六ツ門周辺では供給過多の状態に陥っており、地場や大手を問わず、デベロッパー各社は販売で苦戦している。
超高層マンションの事業主体がどのデベロッパーなのか不明だが、共同企業体となるのは確実。
ゼネコンは竹中工務店。

もう一つ懸念材料がある。
サービス付き高齢者住宅として建設される低層階マンションのことだ。

大部分が売れ残り、最終的にバルク販売されるのではないか、当初の建築費の10%程度の値段で大手が手に入れることになるだろうと語る関係者もいる。

飯塚市長選挙~教育長が立候補!

2月19日公示、26日投開票が予定されている飯塚市長選挙に、元中学校長で現在の飯塚市教育長である片峰誠氏が、20日に記者会見を行ない、正式に立候補を表明する。
片峰誠教育長は先の成人式では市長、副市長の代理を勤めた教育者。

同市長選挙には、前回の市長選挙にも立候補した元飯塚市議の小幡俊之氏が立候補を表明している。


 

ホテル新築2棟と増築1棟~福岡

一昨年来、ホテル建築が活発な福岡市内では、2月と3月にホテルが新たに2棟、さらに増築が1棟計画されていることが判明した。

まず2月に着工が予定されている11階建てのホテルは、仮称・ホテルユニゾ博多駅前で、開発するのはユニゾホテル㈱(東京都中央区八丁堀2-10-9 小崎哲資社長)、住所は福岡市博多区博多駅前3丁目6-7、住吉神社の東側、設計は㈱大建設計、建てるのはおそらく東急建設。

また3月に予定されているのは、14階建、275室の、仮称・駅南2丁目ホテルプロジェクト、開発するのはもともと旅行代理店である、㈱ホワイト・ベアファミリー(大阪市北区豊崎3-14-9 近藤康生社長)で、所在地は福岡市博多区博多駅南3丁目2-4、筑紫通り沿いにある福岡県信用保証協会の南隣り、設計は㈱サンユニオン、建てるのはおそらく博多駅南のゼネコン。

そして増築が計画されているのは、仮称・ベニキアカルトンホテル福岡天神別館(福岡市博多区清川1-14-15)で、設計は新生設計㈱、経営しているのは㈱カルトンマネジメント(福岡市中央区清川1-14-15 金顕泰社長)。


 

第25回新春賀詞交歓会~1月17日 KKRホテル博多にて開催します

拝啓、暖かい正月から一変して厳しい寒さが押し寄せ、冬本番となってまいりましたが、皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

さて、㈲福岡経営企画主催、㈱福岡県民新聞社共催の「第25回 新春賀詞交歓会」を、明日1月17日火曜日、午後6時より、KKRホテル博多にて開催いたします。

また当日5時からは、社会福祉法人恵松会 理事長阿刀裕嗣氏を講師にお迎えし、「子どもたちから見える日本の未来!」をテーマに、講演会も予定しておりますので、たくさんの方々のご来席をお待ちしております。

第25回 新春賀詞交歓会
平成29年1月17日 火曜日
午後5時より、特別講演会
午後6時より、新春賀詞交歓会
会費 壱萬円
KKRホテル博多にて

㈲福岡経営企画
代表 池田浩一

㈱福岡県民新聞社
代表 池田俊一

 

飯塚市長選挙に望むこと~飯塚をこよなく愛する市民の1人として

職員が勤務している平日の昼間に、賭けマージャンしていたことが発覚、釈明の記者会見での開き直ったようにも聞こえる発言がきっかけとなって、斉藤飯塚市長がついに今月末、辞職することになった。

これで次の市長選挙は、2月19日告示、26日投開票となり、問題は誰が立候補するかという点に絞られているものの、今回の事件、「さすが飯塚」と揶揄する声もあるだけに、立候補者にはそれなりの人物像が求められるのは当たり前だが、さて期待出来るのだろうか。

炭鉱華やかりし頃の飯塚を含む筑豊地区は革新系が強かったものの、石炭から石油へのエネルギー源の移行とともに、革新系の議員や首長は消え去り、勢いも薄れているため、今回の選挙で候補者を立てることはない。

だから、今回の選挙に出馬するのではと噂されているのは保守系の3名。
斉藤氏が過去に3回立候補した際、それぞれ対抗馬として出馬した2人の保守系候補と、もう1人は飯塚市の特別職に就いている人物。
市内各所で取材してみると、どうやら本命はこの特別職氏の模様。

さて、今回の事件を反省材料にして、飯塚の悪しきイメージを払拭できるかどうか、新しい飯塚市長に期待したい。 
写真は3月完成予定の飯塚市役所新庁舎。

愛工大名電高・中高一貫コース生徒たちによる~熊本応援プロジェクト

マイアミマーリンズのイチロー選手や工藤公康ホークス監督、もとイーグルスの山崎武司氏などで有名な愛知工業大学名電高校、その中高一貫コースに在籍する5年C組の生徒たちは、昨年4月に発生した熊本震災の被災者を元気づけるため、2ヵ月後の6月には「くまモン」のモザイク画を製作し、益城町総合体育館に寄贈した。

その後の、熊本の復旧の現状を直接体験し、そして見聞したありのままの熊本を名古屋の人々に伝え、また訪れていただきたい観光資源の掘り起こしをするべく、「旅を通じた復興支援」と題した熊本応援プロジェクトを実施、1月21日(土)から23日(月)まで、熊本を訪れる。

先の大戦末期、名古屋地方は2つの大地震に僅か1ヶ月の間隔で襲われた過去があるだけに、地震を直接体験した高齢者を始め、生徒たちも震災には関心が深く、視察で体験した発表会にも大きな期待が寄せられている。

スケジュール
1月21日 益城町屋台村視察 13:00
益城町では多くの商店が建物倒壊で休業しており、店舗が復旧するまでの間、仮設商店街として運営中の屋台村を訪問。
1月21日 益城町仮設住宅  16:00
仮設住宅「テクノ住宅」を訪問、ボランティア活動。
被災者の方々の現状を取材。
1月22日 外国人被災者との交流 9:00~11:00
現地の外国人被災者との交流とディスカッション
1月22日 阿蘇 午後
震災被害を受けたいちご農家や、風評被害に苦しむ観光施設を訪れ、復興の現況を視察。
1月23日 名古屋駅着 18:41

後援:JR東海

詐欺師に騙された?~金融機関が提訴

再開発事業がほぼ完了した久留米市花畑地区、西鉄花畑駅から北に300mと離れていない約200坪の土地を巡って、所有者と金融機関が争っている。
どうやらこの金融機関、詐欺師に騙されたようだ。

不動産全部事項証明書、一昔前の不動産登記簿によれば、不在地主が持っていたこの土地を、金融機関から融資を受けて県外企業代表者が購入したのは平成26年11月4日だった。
西鉄花畑駅から近いとはいえ、旧花街だったこのエリア、坪単価は30万円程度といわれている。
ところが金融機関が同日設定した根抵当権の極度額は3億5600万円。

通常金融機関は査定額の20%増しで極度額を設定するといわれており、逆に言えば極度額の80%程度で融資を実行すると聞いていたので、これから換算すると、金融機関は県外企業代表者に少なくとも2億8000万円余りの資金を融資したということになる。
土地代は約6000万円だったから、2億2000万円余りを余分に貸し付けているということだ。

オーバーローン。
金融機関は建築代金も一緒に融資したということなのだろう。
しかし一般的に金融機関は、土地代金は融資するが建築代金までは融資しない。

なぜか。
今回の事件のようになるからだ。

県外企業代表者は、10階建、27戸の賃貸マンションを平成27年2月に着工するという、建築予定標識を前年の12月5日現地に設置したが、近隣住民が日照権をたてに反対運動が起きたという理由で着工されず、結局今に至るまで、土地はロープで囲われ、更地のまま放置されている。

どうして、こういうことになったのか。
金融機関と融資について交渉したのは県外企業代表者ではない。
同社に財務部長として、偽名で入り込んでいた人物。
その人物が、北九州市内のゼネコンの責任者を複数回帯同し金融機関と折衝、ゼネコンは既に決まっており、あとは工事にかかるだけという点を、言葉巧みに持ちかけ、信用させたようだ。

おそらくこの偽名の財務部長、最初から建築するつもりは無かったのではないか、金融機関にオーバーローンを組ませて融資を一括で引き出し、差額を流用する腹つもりだったのだろう。
当然、金融機関が提訴してくるのは想定内であり、対応策も万全だろうから、金融機関が勝訴できる可能性は低いのではないかというのが、半世紀近く情報畑の第一線で活動してきた事情通の見立てだ。

詐欺師は怖い。

今、どこにでもある儲け話は、・・・詐欺話。 よ~く考えよう。 

古今東西、儲け話は数多けれど、大部分が詐欺話で、特に多いのが未公開株や出資話。
つい最近話題に上っているのは、太陽光発電システム販売会社や塗装工事グループ企業の上場話。

このように、まだ無名の企業を題材にして行なわれる詐欺話は、少々鼻が伸びかけている投資家が相手だが、一般人を相手にするにはそこそこ名前の知られた企業で、また仕事内容もわかりやすくなければうまく行かない。

今、話題を集めている投資話は、老舗としてブランド名が知られている、東京本社の未上場ハムメーカーだが、日本ハムやプリマハムのように1つの企業が独占的に使用している銘柄名ではなく、複数の企業、6社か7社が製造販売している銘柄のハムメーカー、もちろんそれぞれ別個の企業で、出資や縁籍関係なども無い。

謳い文句は、ハムを製造する際に発生する酵素が体に良い影響を与え、いろいろな製品に活用できる、というものらしい。

この程度の具体性に欠ける話しで騙される人がいるのかどうか大いに疑問だが、このハムメーカーの新しく就任した社長は、かつて九州で倒産歴があるのではとの噂もあるほど。

皆さん、新年早々くれぐれも一見すると、うまそうなお話しには乗らないようにお気をつけください。

新年、明けまして、おめでとうございます。

新年、明けまして、おめでとうございます。

旧年中は、大変お世話になりました。
本年も、福岡に特化したリージョナル新聞社として、皆様に有益な、興味ある情報を提供していきますので、今後ともなお一層のご愛顧をお願いいたします。

福岡県民新聞社
代表取締役
池田 俊一

 

株式会社 荘内藩

山形県鶴岡市にあった、旧・荘内藩は徳川四天王の筆頭である酒井忠次氏の嫡流、酒井忠勝氏を藩祖とする譜代名門の家柄、江戸時代に三百の藩があったといわれている中で、薩摩藩島津家や柳川藩立花家とともに、酒井家は現在でも鶴岡市内に居住している、数少ない藩の1つ。

明治とともに武士は刀を捨て、鍬に持ち替え開墾した土地で、桑を植え、養蚕事業を始めたのが松岡物産㈱だったが、このたび第19代目酒井忠順氏は、商号を㈱荘内藩に改め、新規事業に取り組むようだ。

新商号:株式会社 荘内藩
旧商号:松岡物産 株式会社
新住所:山形県鶴岡市上畑町10-28-1302
サンデュエル鶴岡公園
TEL:0235-33-8901
FAX:0235-33-8902


 

皆様ありがとうございました~第8回 十夢チャリティーコンサート

拝啓
師走の候、皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
いつも格別のご厚誼にあずかり、厚く御礼申し上げます。
さて、先日開催いたしました、「第8回十夢チャリティーコンサート」へ多大なるご協力を賜りまして、心から感謝申し上げます。

お蔭様をもちまして、当日436名もの方々のご来場を賜り、無事大成功の内に終えることが出来ました。
コンサートの収益金115万円は、犬・猫の保護や譲渡活動、病気やけがの治療、さらには避妊・去勢手術などで、多くの犬や猫を助けておられる、福岡県獣医師会あすなろ猫事業、九州動物福祉協会、西戸崎地域ネコ、Happy Smile、猫子堂、かすやねこ、キャンバス、若草地域ネコ、ハチボンクラブの9団体へ寄付させて頂くことに致しました。

今回、コンサートへご来場賜りました多くの皆様方に、殺処分ゼロへのご理解とともに、歌や演奏に感動して頂きました事は、主催者としてこの上ない喜びでございます。

来年の「第9回十夢チャリティーコンサート」は、場所を国際会議場に移して、装いも新たに開催する予定です。
次回も皆様により一層楽しんで頂き、至福のひと時を過ごして頂きます様、プログラム作りに邁進してまいります。
どうかご期待ください。

今後もコンサートを通して、犬・猫の殺処分が近い将来必ずやゼロになります様、頑張っていく所存でございます。
なにとぞ来年も本年同様のご協力を賜ります様、よろしくお願い申し上げます。

寒さも一段と厳しくなってまいりました。
どうか皆様、お体を大切にして日々お過ごしくださいます様、心から祈念申し上げます。感謝

                                    敬具

主催:㈱SWING
山本 十夢
山本 道子
福岡市東区香住ヶ丘6丁目20-33

2017新春のつどい~鬼木誠衆議院議員

福岡第2区選出の鬼木誠衆議院議員は、環境大臣政務官を経て、現在は自民党財務金融部会会長代理および同等税制調査会幹事に就いている。

そこで、2016年を振り返り、国政報告と新年の決意を語る場として、2017年も新春のつどいを開催する。

【2017新春のつどい 概要】
日時:平成29年2月18日(土)11:00~12:00
場所:天神スカイホール(旧・福岡国際ホール 大丸隣)
福岡市中央区天神1-4-1 西日本新聞会館16階
TEL:092-712-8855
入場料:無料
飲食の用意はありません

問い合わせ
鬼木誠後援会事務局
TEL:092-725-2315

福岡地裁~今週の民事裁判~判決言渡

年末が押し迫ったせいではないだろうが、今週の民事裁判予定表を見ると、判決言渡の件数がいつもより多いような気がしたが、おそらくたまたまなのだろう。
そうした中、目を引いた裁判が2件。

まず1つ目。
12月21日水曜日、午前9時55分から、福岡地裁第108号法廷で、手数料支払請求事件の判決が言渡される。
この裁判は原告が明倫国際法律事務所(中央区)、そして被告が㈱CRECER(クレセア)(早良区)で、11月9日に第1回目の公判が開かれていた。

2つ目。
同じく、12月21日水曜日、午後13時10分から第110号法廷で判決が言渡されるのは、利用料金等請求事件。
原告はレンタルオフィスを経営する㈱アーバンオフィス(博多区)で、被告は福岡エコクリーン㈱(博多区)。


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株式会社ありたや福岡支店移転

管材商社でTOTOの代理店である、㈱ありたや(大分県大分市牧1-1-1 代表野口善市氏)の福岡支店(取締役支店長工藤修三氏)が、12月1日付けで下記に移転した。

新住所 福岡県糟屋郡粕屋町仲原字扇1797-9
TEL   092-710-5387
FAX   092-710-5352
移転日 平成28年12月1日

新しい支店社屋は旧国道201号線沿いの交通の便が良い立地にあり、利便性が良く、今後の発展が期待されている。

本当ですか? 残念だなぁ~久留米キムラヤ

世に「あんぱん」は山ほどあれど、いつも食べたやキムラヤのあんぱん、というのが久留米市民の願いではなかろうかと、個人的には勝手に思っている。

東京銀座木村屋總本店から屋号を分けてもらった㈱木村屋(久留米市津福本町、萩尾広社長)の商品はいくつもあるが、中でも齢80年を超える元祖メロンパンの「まるあじ」、ホットドッグなのにハムが入っている「ホットドッグ」、そして真ん中がくぼんでいるため、断面図が横になった8の字、無限大のシンボルマークに似た「あんぱん」などが有名。


ところが、この久留米キムラヤの代表的商品である、「まるあじ」と「ホットドッグ」が、福岡のパン屋さんに移され、工場はその福岡のパン屋さんがそのまま運営するという。

「あんぱん」も移るかどうか不明だが、創業92年の歴史を閉じることになるのだろうか。


 

 

これからどうするんだろう~ロマネスクリゾート霧島

今から3年半ほど前、平成20年8月5日で既に閉館していた、会員制リゾートホテル「ロマネスクリゾート霧島」の会員に、手紙が送られてきた。

曰く、「ロマネスクリゾート霧島の再開を計画しており、債権の70%を取得しましたが、まだ10億円ほど不足していますので、現在でも会員権をお持ちの会員の皆様に、改修費用の分担をお願いできませんでしょうか」という手紙だったようだ。

結局この手紙、新手の詐欺話ではないかと警戒され、そのご噂にも上らなくなって、ほとんど忘れかけていたが、つい先日久しぶりに、大口債権者である医療法人山由会(鹿児島県大島郡和泊町、理事長山口昌司氏)の名前を見て、やっぱりかと思ったものだ。


官報には、医療法人山由会は12月5日、鹿児島地裁名瀬支部において破産手続きの開始決定を受けました。
破産債権の届出期間は平成29年1月13日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成29年3月7日。
破産管財人は寺田昭博弁護士が選任されており、事件番号は平成28年(フ)第54号。

というのも、医療法人山由会の平成24年6月期決算を見ると、事業収入は3億円弱で本業は赤字、その一方で借入金は4億円を超えており、純資産は約186万円出しかなかったためだった。

平成27年4月1日にも不動産登記を再確認しているが、医療法人山由会はロマネスクリゾート霧島の所有権の7分の6を、㈱丸美から平成24年11月30日売買で取得しており、設定されていた抵当権は債権額1億円、利息15%、連帯債務者として医療法人山由会と福岡の個人の方の名前が掲載されており、抵当権者は北九州の個人の方だった。


 

平成28年度 福岡市技能功労者受賞~㈲同和化工 代表古川徳氏

福岡市が毎年表彰している技能功労者と技能優秀者、そして博多マイスターの表彰が、今年も12月6日、天神西日本新聞会館16階の天神スカイホールで開催された。

技能功労者10名の中の一人、防水工事で表彰を受けたのが、㈲同和化工(早良区次郎丸)の古川徳社長だ。

同社長は宮崎県延岡市の出身で延岡高校を卒業後、地元延岡の日新興業㈱に入社、当初は土木事業部だったが、その後防水事業に異動、さらに福岡営業所に転勤となり、10年後福岡で独立した人物。

通算55年間、防水工事業界に従事し、この間多くの技術者を育てたことが今回の表彰に繋がったもので、これからも後進の育成に力を注いでいく考えが聞かれ、期待されている。


 

 

 

新栄住宅~第47期(2016年9月期)決算発表

分譲マンション「アンピール」シリーズで知られる、新栄住宅㈱(福岡市中央区大名2-11-25、木庭律明社長)の第47期(2016年9月期)決算発表が12月13日、同社会議室で行なわれた。

第47期は、タウンハウスの「エ・メゾン百道」6戸が次期繰り越しとなり、新規供給は「アンピール筑紫野Ⅲ」60戸だけだったが、佐賀の事業用地や収益物件として購入していた「アンピール神水」の売却などにより、売上はほぼ事業計画通りの27億5100万円となった。
また収益面は販促費用の減少や賃貸事業や中古マンションの再販増で増益となり、ほぼ事業計画通りの利益計上となった。


第48期は新規物件として、熊本市の「水前寺」46戸と鹿児島市の「武之橋」78戸が竣工引渡し予定で、これに「エ・メゾン百道」6戸が加わり、第46期で購入していた収益物件の2棟を売却し、資産の入れ替えをする計画であることから、54億8200万円の売上計上を予定している。

なお借入残高はプロジェクト用地として、熊本市の月出や、鹿児島市の上之園、福岡市の白金などを購入、また収益物件として光助新町(熊本市)やBフローラル(南区)を購入していることもあり、76億0800万円で前期比倍増となっているが、純資産は55億0400万円、率にして37%と高率であり財務面に問題はない

来期からは久しぶりに、戸建住宅の開発にも取り掛かる計画が聞かれ、福岡地区老舗の総合不動産企業として、新栄住宅㈱はこれからも安定した業績を計上していくことだろう。

怪しげな高額手形と、その裏書人たち

かつて信用調査といえば、手形割引業者との情報交換は欠かせなかったが、近年は手形そのものの発行数が激減しているため、商売にならないとして廃業する割引業者が増えており、問い合わせも少なくなった。

そうした中、久しぶりに高額手形の問い合わせがあった。
額面7億8500万円の手形で裏書人が10名。
この10名の裏書人の大部分は、どう考えてもこうした訳のわからない手形に、裏書するような人物や企業ではなく、おまけに貼ってあったのが僅か1000円の印紙だったこと。
手形振出日は平成22年12月5日で、支払期日が平成28年7月25日。
どこからどう見ても、偽造手形そのもの、という雰囲気。

ところで裏書人10名は、福岡市内に多くの不動産を所有する会社や、北九州を代表する600億円の売上規模を誇るスーパー、同じく北九州の飲食チェーン店創業者、また東京本社の上場飲食チェーン店、南九州の漁協理事長などで誰もが知っている企業。
おまけに第八裏書人までは、皆さん既に亡くなられておられる方々ばかり。
最後の第十裏書人の住所を確認したが、地図上には無かった。

また、手形振出人を確認するため住所を尋ねたが、表示されている住所そのものが無い。
当然だが、電話は不通。

おそらく、この手形は流通していなかっただろう。
何らかの「見せ手形」だったのだろうと推察されるが、どういう使われ方をしたのか今のところ不明。

追加取材の真っ最中ですので、判明次第、順次報告してまいります。


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福岡第3区~民進党の候補者は誰?

今年も師走に入り、政治家の先生方、特に年明け早々にも解散が噂される衆議院の先生方は、慌しさが一段と増しているのではないだろうかと想像するが、最大野党を自負する民進党、少々解せないところがある。

先日、西区の経営者との間で話題になったのが、民進党は福岡3区から誰が立候補するのだろう、ということだった。
福岡2区は稲富修二氏が、中央区や城南区、南区の主要場所で毎朝、辻立ちを熱心に行っているから、名前はよく通っている。
ところが、福岡1区と福岡3区は悲しいかな、名前も聞こえてこない。
福岡1区は前回の選挙で福岡8区から国替えとなった、山本剛正氏が次回も立候補するだろうということは想像できるが、福岡3区は半年ほど前に新聞紙面の地方版で、誰かが立候補するという記事を見たような気がするが、まったく記憶がない。

民進党福岡3区で検索すると、山内康一氏(33)がどうやら立候補するようで、ホームページはほぼ毎日更新されている。
さて、どうだろう。
今の時代にSNSで発信するのは当たり前だが、政策や略歴はホームページに書いてあるから見てくださいではだめだろう。
ヒラリー・クリントン候補は1年近い選挙運動の中で、政策を語ることは少なかったようで、公式ホームページを見て欲しい、といっていたそうな。

民進党の面々が大嫌いな小沢一郎氏の得意なドブ板選挙を徹底しないと、簡単にいえば、稲富修二候補者のように辻立ちやミニ集会で、顔や人となりをアピールしないと、有権者の支持は得られないだろう。
福岡3区で古賀篤議員のポスターを見ることはあっても、山内康一氏のポスターを見たことは無い。

書き手である、オマエの頭が悪すぎる、と突っ込まれそうだが、2回目に名前を書こうとしたが、出てこなかった。

福岡地裁~今週の判決言渡~和解も含めて3件

福岡地裁民事部では、今週もかなりの公判で判決が言渡されるが、目を引いた案件をいくつか紹介。

一つ目は、
原告福岡エコクリーン㈱(福岡市博多区)が、福岡県を訴えていた行政訴訟で、不許可処分取消請求。
これは原告が直方市で産業廃棄物の管理型最終処分場を作ろうとしたが、予定地の現況把握が十分ではないとして、平成26年12月16日に福岡県が処分場設置を不許可とした。
この不許可処分の取消を求め、原告が福岡県を訴えてきた裁判で、判決は12月8日に、午後13時10分から第303号法廷で言渡される。

2つ目は、和解。
同じ12月8日、15時30分から第6民事部書記官室にて和解されるのは、原告が㈲海洋作業福岡(福岡市西区)で、被告はケミテック㈱。
第1回目の公判が11月22日だったから、おそらく被告が大部分で非を認め、急ぎ折り合ったのだろう。
原告は水中構造物の調査や工事を請け負う小さな会社。
被告はおそらく東京都府中市の接着剤やシール材販売と塗装・防水工事の会社。

そして3つ目は、久しぶりに目にした裁判。
通常、地方裁判所では、民事訴訟に関して、訴訟を受付た番号順に、平成28・ワ・○○○、という形で事件番号をいうものを振り分ける。
上の2つ目の裁判は、事件番号が平成28・ワ・第3341号、だった。
一つ目は、行政訴訟だったから、事件番号は平成28・行ウ・第6号。
この9月30日に第1回目の公判が開かれた、3つ目の裁判の事件番号は、平成28・手ワ・第1号で、約束手形金請求事件。
第1号だから、今年初めての案件ということになる。
原告は個人の方、被告は個人企業のライファ城南(福岡市城南区)で、判決言渡しは12月9日、第109号法廷で、13時10分から。


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大濠で360坪の敷地~来年1月19日~入札

福岡の高級住宅地である大濠地区は、近年分譲マンション建築が活発だが、また新たなマンション開発計画が来年早々にも決まりそうだ。

大濠2丁目のど真ん中にある360坪土地で、築40年以上の家屋が建っている物件、近隣に居住している人によれば、過去にその家の広い庭でパーティが開かれている光景を何回も見たことがあるという。

この物件の最低価格は7億7600万円。
来年1月19日に入札が行なわれる予定だが、応札を三菱地所レジデンスと広成建設が検討している模様。

ただ、三菱地所レジデンスが応札するのは十分にわかるが、JR西日本系列の広成建設は、JR九州と異なり、マンション建築は受注するものの、自ら分譲マンションの企画開発はしないはず。

ではどこのデベロッパーと組むのだろう。
過去の実績で行くと、いくつか名前が浮かぶが・・・、さてどこでしょう、わかった人は手を挙げて!。


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平成28年度~福岡市技能功労者および技能優秀者表彰・博多マイスター認定

永年同一職業に従事し、技能の研鑽および後進の指導育成に努め、市民生活の向上に功績があった技能者を、福岡市は毎年表彰しており、今年も12月6日(火)に、技能功労者10名と技能優秀者4名を表彰する計画で、さらにものづくりに関して優れた技能を保持する、博多マイスター3名の表彰も行なう。

○式典
日時:平成28年12月6日(火)
11:00~12:00
場所:天神スカイホール(旧・福岡国際ホール)
西日本新聞会館16階
主催:福岡市

○受賞者
【技能功労者】
1.川上 弘文   調理師(日本料理)
2.興梠 博文   測量士
3.小重 末治   タイル張工
4.柴田 真理子    博多曲物製造工
5.田中 和登   理容師
6.永田 俊弘   冷凍空調設備工
7.永松 勝博   造園工
8.平田 雅敏   左官
9.福目 都代美    美容師
10.古川 徳    防水工

【技能優秀者】
1.伊藤 昌典   調理師(西洋料理)
2.金子 只司   型枠大工
3.寺田 勝次   理容師
4.野﨑 照彦   洋生菓子製造工

○認定者
【博多マイスター】
1.川上 則安   タイル張工
2.高橋 毅    調理師(西洋料理)
3.和田 喜洋   木彫工


写真は過年度のもので、28年度の写真ではありません。

福岡地裁~今週の判決~3件

今週の福岡地裁民事部では、3件ほど、注目を集めている裁判の判決が言渡される。

まず1件目。
これは昨日、11月28日10時15分から、第108号法廷で判決が言渡された損害賠償請求事件で、請求金額は213万円でさほど大きくはなかったのだが、原告が㈱OZ工務店(早良区)、そして被告は㈱ハウスフリーダム(大阪府松原市)。
昨年7月南区でハウスフリーダムが戸建住宅を新築中、境界付近のブロック塀が壊れ、原告が修理し、損害を被告に請求している事件だった。

2つ目。
今日、11月29日13時10分から、第305号法廷で判決が言渡される予定の売掛金請求事件で、第1回目の公判が11月22日開かれたばかり。1週間目に判決ということは、被告が全面的に非を認めたか、それとも第1回目の公判に答弁書を提出しなかった、ということ。
原告は辛子明太子製造で知られた、㈱源(新宮町)で、被告は㈱ビッグ・ママ。

3件目。
この裁判は、12月1日13時10分から、第305号法廷で判決言渡し予定の請負代金請求事件。
昨年10月9日提訴された裁判で、原告はゼネコンの㈱紀祥建設(中央区)、そして被告はホテル、飲食施設経営の㈱南栄企画(中央区)。
原告の言い分は、2年前の11月春吉3丁目でビジネスホテル建築を2億円で請け負い、引き渡したものの、追加工事代金などで、未払金3487万円があるというもの。
だが被告の反論は、ホテル建築の基本である、浴室レベルが床レベルよりも高く、水浸しになりかねなかったので床レベルを上げるよう指示しただけ、追加工事など論外というもの。
サムターン錠などのこともある模様。


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「イレブンバーズ展」~イレブンガールズアートコレクション

普段はそれぞれが全国各地で独自に活動している、文字通り若い11人の女性アーティストたちが、油絵、日本画、パステル画、パステル日本画、スクラッチ、細密ペン画、立体作品など発表する作品展、それが「イレブンガールズアートコレクション」。
11月23日から開催されている「イレブンバーズ展」では、来年の干支「鳥」をテーマにした作品、約40点が展示されている。

【展覧会概要】
展覧会:イレブンバーズ展
会場:松屋銀座マロニエ通り館 5階イベントスペース
東京都中央区銀座3-6-1 TEL:03-3567-1211
会期:11月23日(水・祝)~28日(月) 10:00~20:00
最終日は午後6時まで
入場:無料


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これから建築される福岡地区のマンション~判明分、その2












>> 横長の表はこちら

デベロッパー 物件名 概要 工事 備考
東京建物㈱ 西新エルモールプラリバ 地下1階、7階建既存建物、解体 解体・平成30年5月15日 解体施工・竹中工務店 1F~4F商業施設 5F~30F共同住宅
㈱モダンプロジェ モダンパラッツォ天神 ワンルーム24室、ほか8戸、9階建 着工・平成29年5月 天神の圓生寺北隣り
㈱モダンプロジェ モダンパラッツォ博多Ⅲ ワンルーム23室、ほか2戸、10階建 着工・平成28年12月 美野島公園近く
㈱えんホールディングス 銀天町計画 既存建物解体中 解体・10月31日 雑餉隈銀天町商店街JR駅側
照栄建設㈱ 仮称・フォーサイト室見 ワンルーム30室、5階建 着工・平成28年12月 施工・照栄建設
コーセーアールイー グランフォーレ草香江2丁目 23戸、13階建 着工・平成28年10月 ハダ工芸社・北隣
コーセーアールイー グランフォーレ野間3丁目 ワンルーム・39室、11階建 着工・平成28年11月 国交省野間アパート近く
コーセーアールイー 相生町計画 既存建物解体中 解体・12月3日 旧・国税局相生町宿舎
コーセーアールイー グランフォーレ藤咲 45戸、6階建 旧九電福陵アパート 着工・平成12月11日 施工・広成建設
第一交通産業㈱ アーバンパレス長丘ヒルズ 95戸、12階建 着工・平成28年11月 施工・大豊建設
西日本鉄道㈱ 香椎照葉5丁目計画A棟 283戸、46階建 着工・平成28年12月 施工・竹中工務店
西日本鉄道㈱ 荒戸2丁目計画 35戸、13階建 着工・平成28年11月 ビジネス・ワンHDから敷地を購入
西日本鉄道㈱ 西田町アパート解体 旧・西鉄アパート3棟・解体中 解体・平成29年2月28日 解体・西鉄建設