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20日夕方に開かれた民主党福岡県連(代表・古賀一成衆院議員、写真中央=8月28日の記者会見より)の代表者会議で、一部国会議員から執行部に対する責任論が浮上。本紙既報通り、古賀代表は事実上更迭され、新代表に野田国義氏が就任することが決まった。 来週27日に行われる県連大会で正式に承認される。 同県連執行部に対しては参院選でトップ当選を逃すなど、かねてから内部の不満が高まっていた。 また現職推薦の是非をめぐって揺れた福岡市長選でも江藤博美氏(写真右)ら民主市議団が推して再選を目指した吉田宏氏が事前の予想通り惨敗。 さらに、麻生渡知事が不出馬を表明している来春予定の知事選に関連し、候補者を選定する立場(候補者選考委員会委員長)である古賀代表が自ら出馬に意欲的な発言をして反発を買うなど、内部から「現体制のままでは戦えない」として執行部の刷新を求める声が上がっていた。 ある国会議員は「これでやっと『挙党体制』が組める。国民の世論も厳しい中、これからは新体制の下で粛々とやっていきたい」と語った。