(11年5月号掲載) 同店は、店舗の約半分のスペースに、福岡市内8カ所を含む全国15施設で制作されている障がいのある人たちのアート作品やクラフトグッズ約120種類、計約1500点が並べられている。これまで障がいのある人たちの作品はバザーやイベント、また小さなショップで展示されるのがほとんどで、大型商業施設の中の常設店舗は全国でも初めてという。 「障がいのある人たちのアートやクラフト作品は近年、非常にレベルが上がってきました。それで、一時的なイベントやチャリティーだけでなく、多くの人の目に触れるこのような場で、正当に評価してもらうのが念願でした。幸いに大変好評を得ていると感じています」 こう語るのは、企画や全国の施設のとりまとめを任されている福岡市の障がい者支援施設「工房まる」の代表理事、樋口龍二さん。 工房まるではアート作品の制作を通じて障がいのある人たちの才能を引き出す一方、同様の考えを持つ全国の施設と共同してアート作品の流通を促進する「エイブル・アート・カンパニー」の活動などを行ってきた。 こうした活動が評価され福岡を拠点とするアパレル会社「M&Mリサイクルクローゼット」(福岡市南区)から木の葉モールへの出店を持ちかけられた。「以前から障がい者アートに関心をお持ちだったようで、大変ありがたいお話でした」 展示作品はアクセサリーなどの小物からハンカチ、バッグ、Tシャツ、皿やコップなどの焼き物、絵画など。いずれも大胆な色使いや他にはない独特の線や形など、ユニークな作品が並ぶ。 「実はプレオープンの際、真っ先に他のお店の店員さんたちが寄ってきて、どこで仕入れているんですか、などと関心を持ってもらいました。先日のゴールデンウィークには売れ行きがとてもよくて、なくなってしまう商品もあったほどです。 そうした評価の一方、売れないものもあるわけですが、それはなぜ売れないのかを考えることで、より魅力的な作品づくりへの意欲にもつながります。全国どの施設でも、どんな作品・商品を作ったらいいのか頭を悩ませています。それに対して多くのことを学べる場所になると思います」 まずは順調な滑り出し。「今後は、季節に応じたイベント商品やアーティストを招いてのパフォーマンスイベントも企画したいと考えています」。樋口さんはさまざまな企画を胸に秘めているようだ。 場所は木の葉モール1F「まるしぇはしもと」の中ほど。 【問い合わせ先】℡092-407-2784
福岡市西区、市営地下鉄橋本駅そばの大型商業施設「木の葉モール橋本」内に4月15日オープンした障がい者アート作品の専門ショップ「M&M slow(エムアンドエム スロー)」が評判を呼んでいる。
木の葉モールに障がい者アート作品の専門店「M&M slow」オープン [2011年6月8日11:59更新]
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