金融庁検査 [2012年11月13日19:19更新]

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秋口の9月から、西日本シティ銀行に金融庁検査チームが入り、筑豊地区を中心とした各店舗の営業実態について、異例ともいえるほどの長期にわたり念入りな検査を行ったようだ。
今回の検査チームリーダーは、西日本シティ銀行の谷川専務が、かつて勤務していた時代の部下で、正規の検査とは別に個人的な指令を受けていたとの噂を聞く。



現職は専務取締役でも、次の頭取を約束されている専務としては、筑豊地区の営業実態を知る必要から、銀行とは別に個人的な調査も依頼していたようだ。

同地区の検査では暴力団や企業舎弟の動きなど、かなり綿密な検査が行なわれたようで、各支店長も鋭い質問を受けていた模様。

来年の株主総会後には新体制が発足すると言われており、新しい営業方針を打ち出すための事前調査を行い、計画立案準備を行なったものと思われる。

現頭取は監督官庁勤務が長かっただけに役人的な発想が強く、部下の反発を考慮した専務は、民間レベルに引き下げた立案を行なっていると言われ、長年の夢である名実ともに九州一を、狙っての作戦を実行し始めた。

旧第二地銀から一足先に地銀に昇格したとは言え、地銀の中では依然別格扱いを受けており、現頭取の頭の中には地銀を飛び越え、都銀への昇格も視野に入れての作業が密かに進められていると聞かれるが、部下の資質も問題になってくるようだ。