宮本秀国市議・ご苦労様 [2014年7月4日14:19更新]

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福岡市議会議員を7期・28年の長きにわたって務めてこられた、共産党南区選出の宮本秀国氏は、来年の統一地方選挙に立候補しないことが、先日開かれた日本共産党福岡・南地区委員会で決定した。

宮本秀国氏は若くして福岡市議会議員への立候補を決意、当選後は市議会議員として活動する傍ら、地区にある数多くの中小企業の財務面を把握した上で、資金面などの相談を受け、実に細やかに面倒をみていたようだ。

そうした点が高い評価となり、宮本秀国市議の支援者は共産党支持者を超えて広がり、7期・28年という長きにわたる議員活動の実績として表れている。

一方、福岡市議会では議会運営のベテランとして、ほかの会派議員からも頼られ、相談を受ける立場であり、議員仲間においても多くの友人がいた。

市役所においても、市職員から極秘情報を耳打ちされることが度々あり、「早耳の宮本」と言われるほどで、広い視野と度量で共産党福岡市議団団長を務めて来た。

しかし同氏も悩みがただ1つあった。

自身もさることながら、共産党支持者も高齢化が進んでおり、ビラ配りなどの機動力が落ちてきたことだ。

組織の若返りを図る意味合いもあって引退を決意したもので、後継候補者としては南地区委員長を長年務めて来た、堀内徹夫氏を推薦したようだ。