バングラデシュの現実描いた映画 福岡で上映会 [2011年5月27日16:08更新]

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映画「アリ地獄のような街」のポスター世界最貧国の1つとされるバングラデシュ。そのスラム街に住む子どもたち現実をドラマ化した映画「アリ地獄のような街」が6月1日、福岡市内で上映される。

この映画は同国でストリートチルドレンの支援活動を行っているNGO「エクマットラ」が制作。09年から全国各地で上映会が開催されており、福岡では昨年に続き2回目。

当日は同NGO設立に関わった渡辺大樹氏のトークショーも行われる。



映画は、バングラデシュのストリートチルドレンがアリ地獄のように犯罪に巻き込まれていく様子、厳しく危険な日常をリアルに描いた。目をそむけたくなるような現実を正面から扱った作品として各方面から高い評価を受けている。

渡辺氏は1980年、横浜市生まれ。大学卒業後、単身バングラデシュへ渡り、首都ダッカの大学で出会った現地の友人と同NGOを立ち上げた。現在はスラムに生まれた子どもたちが自らの力で社会的な地位を獲得するための教育支援施設(エクマットラアカデミー)を設立中。こうした活動が評価され、2010年度の人間力大賞を受賞している。

映画の収益の一部はエクマットラアカデミー設立資金に充てられる。

【場所】
中央区天神・警固神社 神徳殿

【日時】
6月1日(水)17:00開場 17:30開演            
19:30頃 渡辺大樹氏講演会      
20:30 終了予定

【チケット】 
前売り2000円 当日2500円 ★先着50名

【「アリ地獄のような街」公式HPはこちら】

【福岡での上映会の詳細、問い合わせ先はこちら】