田中市議出馬に驚きの声 [2022年9月16日10:35更新]

立憲民主党の田中慎介市議(44)が福岡市長選挙に無所属で出馬すると報じられた。
9月1日には立憲福岡市議団が、独自候補の擁立を見送る方針を固めていたというので 何か心境に変化があったのだろう。

田中市議は現在4期目、政策通で行動力もあり評価は高い。
しかし、遅すぎる決断に同党の関係者の間から 真意を測りかねるとの声も出ている。

高島市長は 市長選告示日の1ヵ月前となる 10月7日の決算特別委員会終了後、進退を明らかにするとしているが、4選出馬は確実というのが大方の予想、そうなれば 失礼だが勝負にならないと思われる。

一方で 高島市長が 市のシンクタンクの事務局長 A氏(42)を後継指名という噂もある。
ということで、高島市長が不出馬で A氏を後継指名したと仮定した話をする。

あと1ヵ月で自民党は候補者を探さないといけなくなる。
自民党市議団の中から出すか、或いは 大学の教授、または官僚を担ぎ出すにしても 調整に時間かかる。
A氏が事務局長を務めるシンクタンクの会長は九州の財界の実力者、財界が支援を表明すれば身動きが取れない。

そうなれば、A氏と田中氏の事実上の一騎打ちとなる。
A氏が高島市長の路線を踏襲するとすれば、自民党市議団とは距離を置く。
田中氏は 立憲民主党なので もともと自民党とは相容れないが、完全無所属となって自民党に推薦願を出せば面白くなる。

そんなことを想像してみました。