女性市議を県警が事情聴取・福岡市 [2022年10月26日05:30更新]

地元紙が、「福岡市議ライバル候補成り済まし…」というタイトルで、県警が福岡市博多区選出の堀本和歌子市議(41)を私文書偽造容疑で任意の事情聴取をしていたと報じた。

来春の統一地方選のライバルと思しき男性に成り済ましたビラを、博多区内の民家やマンションに投函したという。
また、「男性本人が書いたと誤解を与えるような文面だったかもしれない。ただ犯罪にはならないと弁護士から聞いている」という本人のコメントもあった。

しかし、そのビラを見る限り、「〇〇〇〇です!」と本人の名前が大きな文字で書かれており、「誤解を与える文面」という言い逃れは通用しない。
男性を貶める目的があったと思われ、決して許されるものではない。

現職市議による稚拙な行為、おそらく世間知らずで犯罪の意識がなかったと思われるが、公職を続けるのは難しいのではなかろうか。
犯罪になるかどうかはともかく、一次公認を発表して党勢拡大にはずみをつけようとした矢先の失態、政党としてイメージ低下は避けられないだろう。