作業員は朝7時半くらいからやってきます。 「ソル ナ キンティ、ノバイ!」(太陽が暑くなるよ、行くぞ!)とがんばっています。朝8時を過ぎると気温はグングン上昇しますから。 シービ(木材)を買いに行き値段の交渉をします。1本1500CFA(約400円相当)に落ち着きました。100本買って支払う段になると「いや、1550だ」 あー、まただ。なぜ、いつもいつもいつも、こうなんだろう・・。結局1本1530CFAに落ち着きましたが、私たちは憤慨して帰ってきました。 私とネネは2人で「現場監督」を務めます。朝7時半から夕方6時まで。私は帽子をかぶりゴム草履をはき、ウェストポーチに必要な物を入れて椅子に座ります。ずーっと現場に貼り付いているのです。 責任者のロペスはとても熱心です。断水で水が出ない時は近所の井戸に水汲みに行きます。他の作業員たちは<水が出ないから仕事なんてできないよ>といった感じでおしゃべりしていても、ロペスだけは違いました。 アフリカの太陽の下で重労働をして、やっとお昼ご飯です。ところが、食べ終わるや否や、みんな立って午後の仕事を始めるのです。それである時ネネに聞きました。「何で休まないの?」 ネネは「馬場さんが恐いからさ」と笑いながら言うので、ぜひ休みを取るようにと伝えました。 草が生い茂っていた所にレンガが積まれ、窓枠ができ、材木が屋根の形に組まれていきます。そんな様子を見ながら通行人たちが「いいことやってるねー」と言ってくれて、近所で評判になりました。 工事は誰もがびっくりするほどの急ピッチで進み、7月19日にギニアビサウを発つ時には大分形ができあがっていました。これは彼らが本当にがんばったからです。 私自身は、トラックのチャーターから資材の買い付け、現場監督まですべてをやらないといけなかったため、正直ぐったりでした。その甲斐あって順調な滑り出しと言えます。開校に合わせて市役所と教育省への申請、備品やスタッフのことなど、考えること、実行すべきことは沢山あります。でも、1つ1つ乗り越えて行きたいと思いました。 翌年1月に行った時にはトイレもできあがっており、ほぼ完成していました。そして、いよいよ10月の開校を迎えることになるのです。 <次回は来年1月5日UP予定>
![]()
![]()
ギニアビサウからの手紙 第11回 【下】 [2008年12月2日09:00更新]
タグで検索→ |

