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(08年12月号掲載) 株式市場も麻生太郎総理にはさすがに愛想をつかしたようで、株価は下落の一途をたどっている。輸出が好調だった大手メーカーは円高の影響であっという間に不況業種に転落、人員整理が社会問題化した。 公共工事の減少も地方経済に打撃を与え、九州圏内の中核都市では民間工事も冷え込んだ。他県でも建設関連業者の多くは来春以降のめどが立たないようで、仕事確保のため必死の努力を続けながらも不安な気持ちで年末を迎えている。 財閥の御曹司である麻生総理は、この時期資金繰りが険しい中小企業の実態を知らず、一般市民の苦しみを理解する能力に欠けていると言うほかない。 そんな状況の中、年明けから福岡県への進出を真剣に検討している者もいる。特に熊本県は民間の設備投資が冷え込んでいることから、進出にあたっての人脈や取引先に関する情報収集の依頼が当方に舞い込んでくる。だが事務所などを新設すれば経費もかかり、それがかさめば命取りになるかもしれず、まさに「最後の賭け」である。 福岡県内においても福岡都市圏以外は仕事が著しく減少しており、中心部を目指して外から業者が雪崩込んでくることが予想される。当然起こるのが価格競争で、下請け業者にはさらに厳しい状況が待ち構えている。年末年始の倒産は少ないのがこれまでの常識であったが、今年に限ってはそれが覆されるかもしれない。 過去の戦において籠城して勝った例はない。麻生総理もわずかな可能性に賭け、年明け早々解散に打って出ることも考えられる。 (J)

