(09年1月号掲載) 福岡市城南区七隈2丁目、城南高校南交差点そばにあるリサイクルショップ「さざなみショップ」が今年、オープン10年目を迎えた。 ここは精神障がいのある人たちの通所授産施設「さざなみ第2作業所」に併設された店。 10坪ほどの店内には、セーターやワンピース、ジャンバーなどの衣料品、バッグ、帽子、アクセサリー、陶器などが所狭しと並んでいる。 それに「さざなみグループ」の作業所の石けんなどの自主製品、人気のケーキ、クッキーなどお菓子類が甘い香りを漂わせている。 店が開くのは、月曜、火曜、水曜、金曜の週4日、午後1時から5時まで。火曜日は作業所を支援するボランティアが接客するが月、水、金の3日間は、第2作業所と近くにある第1作業所に通所する仲間たちが交代で接客をする。レジ打ちや店内の清掃、商品の整理や入れ換えなど、一般の商店の店員さんの仕事と同じだ。 「さざなみショップ」がオープンしたのは2000年7月。「作業所の中で職員と仲間だけで作業するだけでなく、一般の人と交流する機会をできるだけ多くしたいと考えたのです。精神障がいのある人は他の人とのコミュニケーションが苦手の人が多いんです。そこで、お店を開いたらということになって」と第2作業所施設長の大塚郁子さん。 開設資金は全国の精神・知的障がい者施設やDV被害者シェルターなどに助成を行っている「丸紅基金」に応募、運良く助成対象に選ばれた。 商品はさざなみグループが毎年開催するバザーでさばききれなかったものや支援者や地域の人たちが持ち寄ったリサイクル品が中心。「とにかく安いのが特徴で、地域の方も気軽に立ち寄っていただいています」と大塚さん。 接客する仲間たちは最初は慣れないので緊張していたが、最近では「お客さんと会話ができることが楽しい」「お客さんがもっと増えるように、ショップ全体をもっと美しくしたい」という声も上がっている。 店のボランティアや地域の人の交流の場という役割も果たしている。「作業所だけだと入りにくいということもあるけれど、お店だとちょっとのぞいていくことができますからね」と大塚さん。店内にはイスとテーブルもあって「ちょっとお茶を」ということもできる。ボランティアが担当の火曜日には、ボランティアのサロンのようになることもあるという。 1月末には恒例の「冬のセール」が開催される。いつも安いけれど、特に安く提供して、素敵なプレゼントもあるという。 《問い合わせ先》
![]()
電話092-873-0959
地域との交流続けて10年 リサイクル「さざなみショップ」 [2009年1月23日10:44更新]
タグで検索→ |

