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(09年7月号掲載) 朝倉市のNPO法人「エスペランサ」(ポルトガル語で「希望」、馬場菊代代表)が西アフリカのギニアビサウで建設を進めていた中学校が、このほどほぼ完成した(写真)。 土地購入や資材の確保などの準備を進め今年2月から建設に着手。10月には式典が開かれ正式に開校する予定。 馬場代表は「何とかここまでこぎ着けました。スタッフの選定などまだまだ作業が残っているけれども、強い意志を持って絶対に成功させたい」と意気込んでいる。 ギニアビサウは71973年の独立以来クーデターが相次ぐなど政情が極めて不安定で、世界で最も貧しい国の1つとされる。 エスペランサは96年、女性の自立支援を目的として同国で洋裁・識字教室を開設。また「国を復興し貧困から抜け出すには、まず教育が必要」(馬場代表、写真下中央)と考え03年にソナック小学校を設立、多くの子どもを受け入れるなどの活動を続けてきた。 その間、突然始まった内戦で国外退去を余儀なくされたことも。日本とはかけ離れた現地住民の感覚や劣悪な環境と戦いながら、着実に成果を上げてきた。 馬場代表は08年、本紙のHP限定企画「ギニアビサウからの手紙」を連載した。 エスペランサでは椅子と一体となった机(カルテーラ、写真下参照)の購入費用に充てるために寄付金を募っている。 【エスペランサの連絡先】 ℡0946-24-9263 【寄付金の振込先】 ★中学校建設をめぐる馬場さんのお話は近く本紙HPで紹介する予定です!!
郵便局 17470-84045751
(名義 特定非営利活動法人エスペランサ)