障がい者の手作り製品販売所 2店舗をご紹介 [2009年9月28日13:28更新]

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(09年8月号掲載)

ハートフルショップmomo障がいのある人たちが心を込めて作ったクッキーなどの食品や手工芸品。このシリーズでいくつか取り上げてきたが、「どこに行ったら買えるの?」という質問・問い合わせも多い。

そこで今回は、福岡市内で便利のいい場所にあるショップを2店舗、ご紹介しよう。

 



ハートフルショップmomo

福岡市営地下鉄西新駅のコンコース、自動券売機の向かい側にあるのが「ハートフルショップmomo」(写真上)

昨年1月オープン。知的障がい者通所授産施設「ももち学園」や身体障がい者通所授産施設「ももちワークプラザ」などを運営する社会福祉法人「福岡市社会福祉事業団」が運営している。 

間口3メートルほどのかわいいお店。手芸品や陶芸品の入ったガラスケースの上には、おいしそうなクッキーやケーキ、フルーツゼリーなどが並んでお客さんを待っている。お菓子類は百円から3百円と求めやすい価格。 いて、おいしいんですよ」と買っていく常連さんもいる。 

開店時間は朝7時から夜7時まで、年中無休。月曜から金曜までの午後は、障がいのある人も売り場に立って接客する。このショップで働くことを通して就労訓練を行い、将来は就労の場も目指しているという。

 ときめきショップ「ありがた屋」  
ときめきショップ「ありがた屋」

西鉄大牟田線薬院駅の1階には福岡市が設置し、社会福祉法人「福岡たちばな福祉会」が運営する「ときめきショップ『ありがた屋』」(写真左)がある。

ちょっと奥まっていて目立たないのが残念だが、スペースは広く、商品の数もぐんと多い。 

ここは1997年8月に誕生して2008年4月に一時閉店、同年6月リニューアルオープンした。

店内には福岡市内や福岡都市圏の47カ所の障がい者施設・事業所で作られたクッキーやケーキなどの食品、手芸品や陶芸品、木工製品など盛りだくさん。

商品にはそれぞれ作った施設の写真や簡単な説明が添えられ、施設とお客さんのコミュニケーションを図っている。 

店内にはテーブルとイスのコーナーも設けられ、フレッシュジュースや買い求めたお菓子をその場で食べられるのも特徴。くだものや新鮮な野菜のコーナーもある。 

開店時間は午前10時から午後8時まで。年末年始を除いて毎日営業している。

なお、福岡市役所地下1階では、毎月下旬の3日間、ときめきショップの出張所が店開きする。