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岩永仲卸の代理人は「この提訴はあくまで事実解明のためで、いずれは『福岡中央魚市場』(同区長浜、橋本清実社長、写真=同社のある市場会館)などを相手にあらためて訴訟を起こす方針」としている。 訴えによると、岩永仲卸は昨年4月ごろ、ながよしと冷凍マグロの継続的な売買契約を結んだ。岩永仲卸は福岡中央魚市場からマグロを仕入れ、そのままながよしに売却して手数料を得ていた。 岩永仲卸側は今年3月、仕入れたマグロを約1億300万円でながよしに卸したが代金は一部しか支払われず、4000万円が未払いとなった。今回はこのうちの500万円の支払いを求め提訴した。 岩永仲卸の代理人は「現状では架空取引の実態や金の流れが不透明な部分。裁判を通じて実態解明を図るのが先決と考え、未払い金の一部を請求する形で訴訟を起こした。事実が明らかになれば、中央魚市場などを相手に不当利得返還請求を起こす」としている。 ながよしの代理人は本紙に対し「現段階ではコメントできない」としている。
福岡市長浜の鮮魚市場で発覚した冷凍マグロ架空取引疑惑に絡み、仲卸業者「岩永鮮魚仲卸」(中央区長浜)がこのほど、鮮魚卸業者「ながよし」(同区舞鶴)を相手取り、未払い代金計約2億円のうち500万円の支払いを求める訴訟を福岡地裁に起こした。
(本紙11月号で詳報予定)

