(09年10月号掲載) 民主の人材不足は衆院選でも指摘されていた。比例代表近畿ブロックでは獲得議席が候補者数を上回り、2議席分を他党に譲り渡す結果となっている。 「特に地方においては、急速な支持の伸びに対して、人材育成が追い付いていないのが現実。候補を立てたくてもタマがいないとなると、政権与党としての資質を問われかねないのだが・・」(前出民主関係者)。 さて、民主に対抗する野党・自民。同県連は先月末、党本部に公認申請する候補者を11月中に決定することを確認した。すでに福岡県議団が大家敏志県議の推薦を決めており、同じく立候補に意欲を示している現職の吉村剛太郎氏とどちらか1人に絞り込むことになる。 だが、ベテランの吉村氏は「もし党本部の公認が取れなくても無所属で出馬する意向」(自民関係者)。そうなると票が割れ、民主が2候補を擁立した場合、両議席とも奪われてしまう可能性がある。 「一時は閣僚入りの話もあった吉村氏だが、『身体検査』に引っ掛かり見送られた─と噂されている。すでに吉村氏の時代は終わったとの見方がもっぱら」。前出の自民関係者はこう語る。 「かといって、県議団の意向がすんなり通るかは不透明。国会議員と県議団の関係は依然悪く、まだまだ紆余曲折があるかもしれない」 先の衆院選で「今回負ければ引退」と囁かれていた自民ベテラン、山崎拓氏。だが民主新人に惨敗した直後、「捲土重来を期す」として派閥の会長を続投する意向を表明した。そのため「参院選に出馬するのでは」との噂が絶えない。 「参院選は選挙区ではなく、比例全国区からの出馬ならありえる。『何でもいいからとにかくバッジを付けさせたい』という声は根強い」(ある支持者)。 一方で「支持者の手前、すぐに引退表明─というわけにはいかないのでしょう。本人は『衆院2区から再び出る』と言っていますが、いずれも現実的ではない」(前出マスコミ記者)との見方もある。落選した国会議員の動向も注目される。
衆院選熊本3区に出馬し比例復活当選した民主・後藤英友氏の出納責任者が9月30日、公選法違反容疑で逮捕された。もし出納責任者の有罪が確定すれば連座制が適用され、後藤氏は失職することになる。「そうなった場合、次点の中屋氏が繰り上げ当選となり、参院選の候補がいなくなってしまう」(前出記者)。
水面下ですでにスタート 来夏の参院選(2)自民は県議に一本化へ [2009年11月26日12:57更新]
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衆院選で落選 山崎拓氏の動向

