福津市の委託業務の実態

福間町と津屋崎町とが平成の大合併で誕生した福津市だが、双方の町で従来の管理業務などを委託されていた業者の資質や権益をめぐって、水面下の攻防が行われている。

発端となったのは、同市の中学校給食施設から排出する産業廃棄物の汚泥を2年間にわたって一般廃棄物であるし尿に混入して捨てていた事案。昨年7月にマスコミで報じられたにも関わらず福津市や県の担当部署は放置しており、行政と業者の癒着が問題になり始めた。


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こども病院独法化 福岡市の思惑は(1) 市幹部「経営責任は新病院」

(09年1月号掲載)

こども病院の経営に関する報告書

先月号で報じた「福岡市立こども病院(中央区)の移転関連費用は原則としてすべて新病院が負担する」との記事に、読者から反響をいただいた。

同病院の移転問題はこれまで人工島の是非ばかりが大きく取り上げられてきた。だがむしろ、移転後の経営維持とその責任の所在という視点から問題を捉えることが重要ではないか。

昨年末には市幹部が「経営責任は独立行政法人(独法)にある」と明言、それまでの説明をひるがえした。人工島に固執し独法化を急ぐ福岡市。その裏には「医療の切り捨て」「行政の責任回避」としか言いようがない思惑が見え隠れする。

移転問題の本質とは何か、あらためて指摘しておきたい。  


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かんぽの宿

全国の観光地や温泉地には「かんぽの宿」が多数存在している。郵政民営化に伴い売却されるとの噂に絡んで、かつては怪しげな不動産取引話も耳にしたこともあった。だが、昨年12月に一括してオリックス不動産に売却していた話はまさに「寝耳に水」で、鳩山邦夫総務相の発言がマスコミで報道されるまで知らなかった。


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アクセサリー業界にも不況の波

女性をターゲットにしたテレビCMで知名度を上げ、全国1400カ所を超える宝石・貴金属、服飾品の店舗を展開していた「三貴」(東京都千代田区)が、1月21日に負債総額約120億円で東京地裁に民事再生法の申請を行った。「ジュエリーマキ」の名でダイアモンドを身近にし、最盛時には1800億円を越える売り上げを誇っていた同社。だが長引く不況に国民の財布のヒモは依然固く、今後の事業継続を危ぶむ声が早くも関係者の間から漏れ伝わっている。


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節目の年 いざスタート(2)「必ずや政権交代を」 民主は意気軒昂

(09年1月号掲載)

賀詞交歓会で支持を訴える稲富修二氏

公明が主導した定額給付金についていったんは撤回を求めていた山崎氏は挨拶で「定額給付金を含む予算案の成立がわれわれの使命、どうか誤解を解いていただきたい」と述べた。  

また、数々の失言などで農水相を辞任に追い込まれた太田誠一氏(3区)は「今日はマスコミが来ていないから」と居並ぶカメラの前で意味不明の発言をし、この日開かれていた衆院常任委員会について「『私の政治生命がかかっている。(賀詞交歓会に)行かなかったらおしまいだ』と、別の方に泣いて代理出席を頼んだ」と述べた。

この言葉に、会場にいた地元自民議員の一部はあきれて顔を背けていた。


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