あえて憎まれ役を 沖縄・少女暴行事件に思う

(08年3月号掲載) 

仕事柄、毎朝の日課として西日本、朝日、読売、毎日、日経、赤旗、スポーツ紙を一通り読んでいる。こういう生活ももうずいぶんになるが、ここのところ特ダネや独自の主張が減り、各紙の特徴、紙面の違いが薄らいだように思える。


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身内が「裏切り」!? 詐欺行為認める答弁書 H&M損賠訴訟

(08年3月号掲載)

福岡地方裁判所「上場すれば価値が何倍にもなる」などと虚偽の説明をし日本トレイド(福岡市、山崎和則社長)の未公開株などを売ったとして、福岡地裁に損害賠償請求を起こされた 「人間と産業開発研究所」 (H&M、大阪市、倉原忠夫代表)。同社は 「詐欺行為には当たらない」と争う構えであることを1月、HPで報じた

ところが同時に提訴されている関連会社のうち一部が、H&Mの行為が詐欺に当たるなどとした原告の主張を認めた上で「自分たちは関係ない」とする方針であることが分かった。

いわば身内から「裏切られた」形のH&M。今後の裁判の行方が注目される。


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甘い誘いに乗るな

「中小企業倒産防止開発機構」の名を聞けば、大半の市民が公的機関と錯覚するだろう。そのような紛らわしい看板をあえて、そして堂々と掲げ、中小企業経営者を食いものにしている民間企業があるから怖い。

資金繰りに困った経営者が、「50億円融資」などのチラシに騙されて訪れると、待っているのは女性職員の素晴らしい応対。それを信用してしまい、あっと言う間に高額の手形を振り出す。


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マンション管理組合

本紙HPで報じたマンション総合管理会社「丸美」(福岡市)。先週の臨時株主総会は、事前に予想されたものと違い大きなトラブルもなく粛々と進められた。だが、その資金繰りの状況は依然厳しく、今後も注意が必要なことに変わりはなさそうだ。

さて今回は、「マンション管理組合」の話である。

 


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二丈町教育長恐喝未遂で有罪判決 被告側は控訴の方針

福岡地方裁判所セクハラ行為を理由に二丈町の教育長を脅し現金を奪おうとしたとして、恐喝未遂罪で起訴された不動産業、藤原正男被告(58)に対する判決公判が21日、福岡地裁で開かれた。鈴木浩美裁判官は「藤原被告が他の共犯者と共謀し教育長を脅したことは明らか」などとして懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡した。

藤原さんは捜査当局に「黒幕」とされながら「まったくの事実無根」と一貫して主張。また共犯として逮捕されたほかの2人(有罪が確定)も公判では「彼は無関係」と、捜査段階での供述を一変させていたが、鈴木裁判官は「共犯者の捜査段階での供述は信用できる」と述べた。

被告側は判決を不服として控訴する方針。


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吉田市長vs自民・みらい 激しい攻防 学童保育問題で

(08年3月号掲載)

福岡市役所吉田宏・福岡市長の公約の1つであった「留守家庭子ども会(学童保育)の無料化」をめぐり、有料維持を主張する野党と市長側との間で激しい攻防が展開されている。

1年前に否決された無料化案を、この3月議会で再び提出した吉田市長。一方、自民党・みらい福岡は共同で対案を出し「どちらに決まるにしても僅差」という情勢だ。

この問題について「うまく解決すれば、民主党などの推薦を受けて当選した市長と、野党保守勢力が近付くきっかけになるのだが」と見る自民関係者も。市民の関心が高まる中、採決は今月末に迫っている。


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二丈町教育長恐喝未遂事件 判決の行方は?

福岡地方裁判所セクハラ行為を理由に二丈町の教育長を脅し現金を奪おうとしたとして、恐喝未遂罪で起訴された不動産業、藤原正男被告(58)の判決公判が21日に迫っている。

藤原さんは捜査当局に「黒幕」とされながら「まったくの事実無根」と一貫して主張。また共犯として逮捕されたほかの2人(有罪が確定)も公判では「彼は無関係」と、捜査段階での供述を一変させた。

さらに、藤原さんが「セクハラ行為に関する文書を関係者に渡していた」との主張が事実かどうかをめぐって、いったん結審したにもかかわらず審理を再開。RKB記者を極秘に証人として呼ぶなど異例の展開を見せていた(関連記事)。検察側は懲役2年を求刑したが、はたして福岡地裁はどのような判断を下すのか。1月に行われた県関係者の証人尋問を中心に、これまでの経緯をまとめた。


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緊張感漂う福岡市議会 学童保育問題めぐり

福岡市・吉田宏市長の公約であった留守家庭子ども会(学童保育)の無料化問題。3月議会の最大の争点となり、市長案に対して野党である自民党・みらい福岡が対案を提出。ガップリ四つに組んだ与野党双方の議員が譲らず、久し振りに議会は緊張感が漂っている。


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RKB記者 警察にはペラペラ!? 揺らぐ「報道の原則」

 (08年3月号掲載)

RKB毎日放送(福岡市早良区)二丈町教育長に対する恐喝未遂事件の裁判に絡み、被告の無罪主張が本当かどうかに関わる重要な証言を、RKB毎日放送(福岡市)の報道記者が法廷で拒否。理由として「報道の原則」を挙げたことを昨年11月号で報じた

このほど本紙は、この記者が事件直後、県警捜査員の聴取に対し被告との関係や取材過程について証言している文書を入手した。

「取材内容は報道以外の目的で話さない」とするRKBの説明と裏腹の行為、しかも警察側の「意向」に沿った証言内容。同社の報道姿勢があらためて問われそうだ。


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公団関連会社への「天上がり」に民放幹部が関与!?

国会ではガソリンの暫定税率問題をめぐる与野党の攻防が続く中、国土交通省の「天下り」の実態をマスコミが次々に暴露している。

その追及取材は所管の各団体に及び、「道路財源丸抱え旅行」をはじめ税金のデタラメな浪費ぶりに関する記事で、各社紙面は「汲めども尽きぬ」状態だ。まだまだ続きそうな報道合戦に、最近ではさすがにウンザリしはじめた。


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「法律に怒り感じる」 飲酒運転の死亡事故 懲役2年判決

判決後、取材に応じる寺田さんの遺族造形作家の寺田太郎さん(46=当時)が死亡した交通事故で、酒を飲んで運転し寺田さんをはね死なせたとして自動車運転過失致死罪などに問われた無職堤義隆被告(34)に対する判決公判が14日午前、福岡地裁久留米支部であった。

長倉哲夫裁判官は堤被告に懲役2年(求刑同3年6カ月)の実刑判決を言い渡した。

閉廷後、 寺田さんの遺族からは「刑が軽すぎる。飲酒運転に甘い法律に、怒りを感じる」との声が上がった。


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経団連会長と「裏金疑惑」

マスコミから「無為 無策 無能な総理大臣」との烙印を押された、福田康夫首相。内閣の支持率は下がる一方。さらに市場も経済オンチの福田総理に見切りをつけたようで、為替の円高が進み、株価は米国サブプライムローンの影響もあって回復の見込みがつかないほどの値下がりが続いている。加えて日銀総裁の後任人事も、民主党の反対で決定には至らず、混迷が続いている。

 


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選挙用写真 どうしてる? ある新人候補の撮影現場に密着

(08年2月号掲載) 

早ければ年明け早々にも…と噂されていた衆議院の解散総選挙。与野党の思惑が絡んだ末、現在では「サミット以降」との見方に落ち着いている。

「一寸先は闇」ではあるものの、知名度を上げるために時間が必要な新人候補は、とりあえず胸をなでおろしていることだろう。

選挙までの間、各陣営はあの手この手で知名度アップを図るのだが、その最も有効な道具の1つに「写真」がある。ポスター、名刺、パンフレット。いかに有権者にアピールするか、各陣営の腕の見せ所でもある。

そこで本紙は、ある新人候補予定者の写真撮影現場に密着。普通では見られない、「選挙の舞台裏」をレポートする。 


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障がいのある人の可能性発掘 エイブルアート・カンパニー

(08年2月号掲載) 

天神イムズで開催された合同展このシリーズで紹介した「JOY倶楽部プラザ」や「工房まる」などのように、アートに取り組む作業所が増えている。

1月下旬、福岡・天神のイムズ地下の催し会場で開かれた、福岡市主催の「ときめきフェスタアート展」と、三菱地所などが主催する「キラキラっとアートコンクール」の合同展には、福岡市内の5施設が参加して、絵画や陶器、木工など多彩な作品を披露した。作品は、いずれも個性的でインパクトがある。各施設ではこうした作品を、作品そのもの、またTシャツやポストカード、バッグなどにして販売、利用者の給料にあてている。


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