節目の年 いざスタート(1)衆院選にらみ 自民現職なりふり構わず [2009年1月29日08:50更新]

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(09年1月号掲載)

新春の集いで挨拶する山崎拓氏

衆議院の解散・総選挙が実施される「大きな節目の年」、2009年がいよいよスタートした。世界規模の金融恐慌で景気は悪化の一途をたどり、派遣社員の解雇や学生の内定取り消しが社会問題となる中、内閣支持率は20%前後に低迷。危機感を募らせる県選出の自民現職は、年初から公の場で公明党との友好関係をこれでもかと強調、必死に支持を訴えた。

一方、民主党の予定候補者らは「必ずや政権交代を実現する」と気勢を上げる。

先送りされ続けてきた総選挙。麻生太郎総理は4~6月の実施をほのめかしているが、国民がどのような審判を下すにしても、今年が日本にとって重要な年となることは間違いない。



「自公連立体制が 政界再編の軸に」

「9の付く年は歴史上の大変革の年になる。今年は何が起こってもおかしくない」

4日、福岡市内のホテルで開かれた、自民・山崎拓氏(2区)の新春の集い(写真)。多くの財界人や自治体関係者、マスコミ各社が注目する中、山崎氏はこう力を込めた。「乾坤一擲、勝負することになる、それが解散・総選挙だ」 

内閣支持率低迷の要因ともなっている景気対策については「まずは政治の空白を作らず、第2次補正予算を早期に成立させることが重要」と、徹底抗戦の構えを見せる民主をけん制。その上で「来年度の予算は総額で6.6%増となる」と成果を強調した。 

また、選挙後の政界再編については「自民・公明の連立体制こそが再編の軸になる。YKKKではない」と“釈明”した。

山崎氏は昨年から加藤紘一(自民)、菅直人(民主)、亀井静香(国民新)の3氏と連携(頭文字を取ってYKKK)、年末にはテレビ番組で「再編の軸になりうる」と発言していた。これをあっさりと撤回したわけだ。 

これでもかと公明をヨイショ

この発言の真意がより明確な形で現れたのは、9日に福岡市内で開かれた、公明党福岡総支部の新春賀詞交歓会だった。

(続く)