(09年3月号掲載) 福岡県内で英会話教室を展開していた「ハウディ」(福岡市)でも、授業を中止したにもかかわらず生徒の料金返還請求に応じないなど、トラブルが続出。集めた授業料はどこへ消えたのかといった点も不明のままだ。 そのため、ハウディを指導する立場にある「福岡県消費者生活センター」(博多区)に対し一部の生徒から「早い段階できちんと対応するべきだった」と批判の声も上がっている。 現在生徒らは、講習の継続を求める者とあくまで授業料の返還を求める者とに別れており、解決の糸口を見付けるのは非常に難しい状況となっている。 「昨年の夏、突然『授業が中止になった』と連絡がありました。それ以降授業はなく、前払いしていた授業料のうち残りを返すように求めましたが、今のところまったく戻ってきていません」。ある受講生はこう言ってため息をついた。 この受講生がハウディに通い始めたのは昨春。40回コースを選択し、授業料など10数万円を支払った。週1回のペースで通っていたが同9月、ハウディから突然「空調設備の工事をする」との理由で授業の中止を知らされ、以降も再開されることはなかったという。 ハウディのホームページや登記簿によると、同社は有限会社として1990年に設立。井尻、那珂川(福岡市)下大利(大野城市)、糟屋郡、小郡市の5カ所で英会話教室を展開していた。 「1才から熟年の方まで必ず話せる英会話ハウディにおまかせ」「ママと一緒にABCが只今大人気」(同社HPより)。同社の生徒は約500人いたこともあったというが、その多くは幼稚園児や小学校低学年の子どもたち。若い母親と一緒に通うケースも少なくなかったという。 ところが、昨年6月ごろから外国人講師に対する給料が滞り始め、9人が10月にストライキを実施(写真参照)。またほぼ同時期、授業の中止が相次いだことから生徒側から苦情や不満が噴出。一部マスコミが報じるなどトラブルが表面化していた。 その後、生徒らは授業料の返還を求めて会を結成し経営者側と交渉したが、一時連絡が取れなくなるなど状況は変わっていない。 「問題はそれだけではありません」。先の受講生はこう語る。「最初の段階で契約書がなかった。またクーリングオフ制度に関する説明もありませんでした」 (続く)
近年、英語熱の高まりとともに英会話教室をめぐる事件やトラブルが増加している。
英会話トラブル 解決糸口見えず(1)授業料返還にいまだ応じず [2009年3月30日11:09更新]
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トラブル続出
給料未払いで講師らがスト

