(09年8月号掲載) 政権与党である自民に対し全国で逆風が吹き荒れているが、福岡も例外ではない。県内11選挙区に関する本紙の情勢予想では、民主党が7~8議席を獲得する勢いなのに対し、自民は4~5議席にとどまる見通し。 特に福岡市の3選挙区では、ベテラン・大物を含む自民前職が全滅する可能性が高い。 ただ、約半数の選挙区では自民・民主両候補が依然、大接戦を繰り広げており、選挙戦終盤まで目が離せない状況が続きそうだ。 8月7日午後1時すぎ、福岡市中央区天神の市役所前交差点。真夏の太陽が照りつける中、多くの人が集まった。お目当ては総理就任後、初のお国入りを果たした麻生氏だ。 「平日の暑い時間帯ということを考慮しても、人出が少なかったように思います」。こう話すのはあるマスコミ記者である。「少なくとも前回(05年)の熱狂ぶりとは比べものにならない。はっきり言って自民はやばいでしょう」 本紙は県内11選挙区で、トップを争う上位2候補について情勢分析を行った(8月10日時点、下表参照)。 自民候補が優勢と見られるのは、まず8区(飯塚市など)麻生氏。「首相という肩書き」に敬意を表して◎。ただ、民主・山本剛正氏が激しく追い上げており、「首相のお膝元で新人が比例復活─という異例の事態も十分ありえる」(政治担当記者)。注目の選挙区に躍り出るかもしれない。 11区(行橋市など)はこれまで「骨肉の争い」を続けてきた自民2前職のうち山本幸三氏が比例代表九州ブロックに転出、武田良太氏が一気に優勢となった。 これ以外の4、5、6、7、9区では接戦が展開されている。 そんな中でも自民前職がやや優勢と見られるのは6区(久留米市など)鳩山邦夫氏と9区(北九州市八幡西区など)三原朝彦氏か。 「東国原騒動」などで何かと注目を集めた7区(大牟田市など)の古賀誠氏は一時苦戦が伝えられたが「民主・野田国議氏が意外と伸び悩み、決め手に欠ける」(政治担当記者)。 この5選挙区で民主は、比例復活を含め3議席は取れると予想する。ただ、情勢はいまだに混沌としており、選挙戦終盤まで予断を許さない。
はたして政権交代はなるのか、それとも─。第45回衆議院議員総選挙がいよいよ8月30日に行われる。同6、7日には自民党・麻生太郎首相が地元福岡入り(写真)、選挙ムードも一気に高まってきた。
1~3区(福岡市、前原市など)、10区(北九州市小倉北区など)は民主候補が「ほぼ当確」。元農水相の自民・太田誠一氏(3区)は陣営内部からあきらめの声が漏れるほど。同党のベテラン、山崎拓氏(2区)も、かなり粘ってはいるものの、民主・稲富修二氏には届きそうにない。
民主7~8議席獲得? 自民苦戦 4~5議席か 衆院選県内情勢 [2009年8月18日12:19更新]
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一部は「ほぼ当確」 福岡市部では「自民全滅」!?
半数は大接戦 依然予断許さず

