(10年6月号掲載) 5月18日に入札が行われた、「柳川市立城内小プール棟改築建設工事」。参加した7社のうち6社が辞退、「冨士建設工業」(同市東蒲池)が予定価格と同額を入れ落札した(写真)。 このような例はもはや競争入札ではなく、税金の無駄遣いに厳しい視線が注がれる中、極めて希少。 柳川市は今後、談合を街の財産ととらえ、これを前面に押し出した街づくりを進めていくべき-本紙はこう提言したい。 「今時まだこんなことがまかり通るとは・・。他が辞退して1社しか参加しなかった場合は入札をやり直すのが常識。それをやらない以上、発注者の柳川市も了承しているということなんだろうねえ」。ある建設業関係者はこう苦笑する。 本紙はこれまで、柳川市の公共工事では落札率97~98%が常態化していることを何度も報じてきた。だが市当局は実効性のある対策を何ら取らず、議会も含め事実上黙認状態。その結果、競争入札制度の全否定にほかならない「落札率100%」が出現する事態となった。 こうなるともはや柳川市の談合は「官民一体」の共同作業と言うほかない。いっそのこと今後は談合を「貴重な財産」「街の名物」ととらえ、前面に押し出して街の活性化を図るべきだ。 まずは市外の業者に呼び掛け企業誘致を図る。キャッチフレーズは「柳川へ行こう!談合をやろう!」「公共工事でどんどん儲かる!業者天国へようこそ」なんていうのはどうだろう? それから「談合が消えゆくわが国において後世に残すべきだ」として、世界遺産の登録を目指す。さらには談合業者をレッドデータブック(絶滅の恐れのある野生生物などを記載したリスト)に載せ、大切に保護する必要もありそうだ。 いかがです、柳川市民の皆さん、良いアイディアでしょう? 金子健次市長、ぜひ前向きにご検討を!
談合王国・柳川市発注公共工事の一般競争入札で、落札率100%が出現した。
素晴らしき哉 談合王国! 柳川市 ついに落札率100%が登場 [2010年7月9日09:17更新]
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