(10年7月号掲載) 石田氏らSHD関係者4人は09年7月、東京都内の飲食店で自民党の参院議員(当時)と後援会関係者計2人と会食。SHDの交際費から計約18万円を支出したが社内書類には飲食相手について「会社社長ら4人」と嘘の記載をしていた。 今年3月にも東京都内で同議員と飲食、相手を偽り約4万7000円を支出したという。 契約するテナント業者に関しては09年度で複数の業者と計61回の会合や贈答を行い、合わせて約300万円を支出した。この中にはテナント選定期間中やその直後に関係業者と会食したものも含まれており、選定の公正さに疑問を生じさせるとしている。 また石田氏ら幹部は09年度、大手新聞社関係者を相手に接待や贈答を計30回行い、約85万円を支出しているという(取材こぼれ話参照)。 石田氏の側近とされ、同じく関係者から批判を浴びているSHD幹部Y氏。石田氏がまだSHD会長ではなかった06年1月、友人の部下から紹介されたY氏を、SHD採用担当者の面接もないまま同社に採用させたという。 また本紙を発端にSHDの問題が報じられるようになった後、同社はメディアへの情報流出について関係者から事情を聴いた。その際、SHD非常勤嘱託である福岡県警元幹部が「警視庁も動いている。そちらの動きは押さえてもらっている」「科学捜査研究所にも照会した」などと、相手方を不当に威圧する発言をしたという。 福岡県警元幹部の採用は08年、に石田氏が指示した。 以上のような社内規則違反、社会通念上不適切と見られる行為や発言から調査委は、SHDはルールと営業実態とがかけ離れた部分があったと結論付けた。 その上でSHDの問題を今回すべて洗い出したとは言えず、今後も十分な時間をかけて実情を検証し対策を取る必要があると指摘している。 これを受け同社今後、新たな態勢を組んで調査を始めると見られる。 なお、商品選定に関する本紙の報道は事実無根として、SHD福岡支店長が謝罪広告の掲載を求める文書を代理人を通じ送付してきた。 記事の内容についてはクレッセの詳細な証言があり、調査委も望ましい方法ではなかったとしている。当然ながら本紙は支店長の要求を拒否する。 (続く)
交際費については石田氏ら幹部が国会議員や公務員を接待をしたり、会合の出席者や目的などについて虚偽の事実を記載するなど、SHDの交際費規則に違反する行為を繰り返していたことが分かった。
経営実態とルールが乖離(2)社内規則無視し議員、業者を接待 [2010年9月8日10:16更新]
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